宝仙学園の総合的な学習『理数インター』(中学)、『探究』(高1)ではドラマエデュケーションを取り入れています。
演劇創作の過程を体験しながらコミュニケーションを学ぶことで、社会という多様な価値観をもつ人々の中で「対話する力」を磨くことを目的としています。
さる10/18・19 宝仙学園文化祭“宝仙祭”において、春から取り組んできた演劇ワークショップで制作してきた作品を4年生(高1)の全クラス、無事上演することができました。
本番を迎えるまでの取り組み、その軌跡を紹介します。
これまでの取り組みについて
演劇ワークショップ(WS) その1【リンク】https://www.hosen.ed.jp/blog-jhs/48723/
演劇ワークショップ(WS) その2【リンク】https://www.hosen.ed.jp/blog-jhs/48804/
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6月中旬、舘そらみ さんの講演会(前回ブログ参照)の後、各クラスでは、担当する役職を決めていきました。
脚本・舞台監督・演出・役者・大道具・小道具・衣装・音響効果・照明・舞台広報/PR …
「誰もがその役割のプロフェッショナルになり、そして全うする」
各クラス、劇団が結成されました! 上演する舞台は各クラス オリジナルの作品です。
夏休み中に舞台監督担当と演出担当と方針を打ち合わせた脚本担当が、シナリオを書き上げます!
当然、初めての作業になります。PAVLICの方々が並走してくださり、アドバイスをいただきながら仕上げていきました。
夏休み明け、出来上がったシナリオをもとに各担当が必要なことは何かを探りつつ作業を進めてきました。
役者担当はセリフやしぐさなどを演出と確認、どんな衣装がイメージに合うのか、舞台を物語の世界へ導くのに必要な道具はどのようなものか、
音を入れるタイミングは… 効果的な照明は… PRポスターやチケットのデザインはどうする… それらをスケジュールの進捗とともにまとめる舞台監督。
PAVLICの方々に助言をいただきながら、少しずつ進めるクラス劇団。
しかし、本番の宝仙祭までそんなに時間がないぞ・・・
(その4 へ続く)

