学校紹介

校長あいさつ

宝仙校長校長 富士 晴英

これまでの10年、これからの10年。

理数インターは、今年、10周年を迎えました。振り返ってみると、これまでの10年は、構築の10年でした。先輩のいない学校ですから、教員主導でつくるしかありませんでした。それでも、ついてこようとする生徒たちの期待に応えようと、教員は、骨身を惜しまず打ち込みました。本校の教員たちが、しばしば「熱い」と評される由縁です。
これからの10年は、生徒とともに学校をつくり、学校を変える10年です。本校の誇る進学校文化は、自己ベストの更新を諦めない文化です。本校の生徒は、コーチである教員に支援され、勇気を持って最後まで挑戦する姿勢を持っています。この素晴らしい生徒たちが、学校の主役として活躍するのにふさわしい機会と舞台を、これまで以上に準備していきたいと思います。もちろん、このメッセージを読んでくれたあなたの活躍も、期待して。

理数インターの意味

知的で開放的な広場

「理数インター」
=『知的で開放的な広場』

プレイヤーは、生徒。教員は、コーチ。保護者は、サポーター。
卒業生は、後輩のために一肌脱いでくれる兄貴と姉貴。
学校とは、その構成員たちが、それぞれの持ち場で貢献し合う広場です。
理数インターは、プレイヤーズ・ファーストの、「知的で開放的な広場」を目指します。
ようこそ、理数インターへ!

理数インターの「理数」は、
「理数的思考力」。

「理数的思考力」は、自分自身の中で、あるいは相手に対して、物事を論理的に考え伝えることのできる能力。
国際社会に求められる必須の力です。

理数インターの「インター」とは、
「人と人とをつなぐ」こと。

「インター(inter)」には、何かと何かを「つなぐ」という意味があります。
自分が誰かとつながるだけでなく、人と人を結びつけることのできる人材になってほしいという願いを込めています。

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物事を論理的に考える力を身につけ、
自分の考えや意見を多くの人の心に響かせるために。

論理的に考える力「理数的思考力」。心と心を通わせる力「コミュニケーション能力」。発表する力「プレゼンテーション能力」。これら3つの
力が備わっていることは『21世紀の世界標準』といえます。大学で学ぶためにも、社会に貢献するためにも必要な力なのです。理数インター
は『知的で開放的な広場』として、教員や保護者また卒業生の方々とともに、この3つの力を持った生徒の育成をめざしています。

グローバルリーダー育成
理数的思考力

問題を発見し、仮説を立て、検証する。うまくいかなった場合、別の方法や視点でアプローチを繰り返す。
こうしたプロセスを通して身につける、物事を論理的に考える力です。

コミュニケーション能力

相手を受け入れ、その意見に耳を傾けられる力。
そして、自分の考えや意見を様々な表現方法を駆使して、人に伝えることのできる力です。

プレゼンテーション能力

説得力・構成力・表現力・分析力をみがいて、自分の意見や考え、研究の成果などを多く人の心に響くように発表する力です。

総合探究プロジェクト

4月、総合探究プロジェクトがスタートします。 まずは各々の探究テーマ決めに取り組みます。そして、友人や先生の協力を得ながら 1年間活動をし、年度末の研究発表会で成果を発表します。プレゼンテーション能力を養い、理数的思考力によって支えられた「知性」の 大切さを学び、互いの好奇心を刺激し合えるのが、理数インターの誇る教育です。

総合探求プロジェクト

理数インターのグローバル教育

国際共通語としての英語力も磨きながら「理数的思考力」に基づく「プレゼンテーション能力」「コミュニケーション能力」を育成。
『21世紀の世界標準』で、一人ひとりを世界に通じるグローバルリーダーへと育て上げ、明日の国際社会に送り出します。

世界を知る

アメリカ修学旅行

2年次には全員がアメリカに修学旅行へ。「学術体験」「自然体験」「異文化体験」の3つを柱に、スタンフォード大学やヨセミテ国立公園、
サンフランシスコを訪れます。世界を身近に感じ、将来に向けた学びへの大きなモチベーションを与えてくれる8日間です。

スタンフォード
スタンフォードで学術体験

スタンフォード大学は、IT産業の拠点「シリコンバレー」の中心に建ち、多くの起業家を輩出している名門校です。大学の学生によるキャンパスツアーに参加したり、カフェテリアで食事をしたり、研究室を訪問したり…。ミニ留学体験を楽しみます。さらに、大学の先生方の前で「総合探究プロジェクト」の成果を英語でプレゼンテーションします。

ヨセミテ
ヨセミテで自然体験

大自然が創った壮大な渓谷で有名なヨセミテ国立公園を訪れ、トレッキングを楽しみます。ここは、カリフォルニア州のシェラネバダ山脈に広がる自然公園。世界遺産に認定されています。まるで数万年前の時が止まったかのような絶景を目の前にして、自然の驚異を体感。想像を超えた地球の大きさを知り、視野を広げます。

サンフランシスコ
サンフランシスコで異文化体験

サンフランシスコの街ではグループに分かれて自由に行動します。自分たちだけの街歩きは現地の生活や文化にふれる貴重な体験。英語をコミュニケーションの道具としてフル活用するだけでなく、街角のスーパーに並ぶ品々からも、様々な「文化」が見えてきます。

1日目 成田発サンフランシスコへ
2日目 サンフランシスコ市内で昼食後、スタンフォード大学へ
スタンフォード大生によるキャンパスツアー
3日目 スタンフォード大学研修
①研究発表(プレゼンテーション)②スタンフォード大学講師による講義
4日目 カリフォルニアの大自然を眺めながら、ヨセミテ国立公園へ
5日目 ヨセミテ国立公園見学
6日目 サンフランシスコへ戻り、エンターテイメント見学
7日目 サンフランシスコ市内自主研修
8日目 サンフランシスコ発成田へ

世界を心と体で感じる体験研修(希望制)

セブ島
セブ島丸ごと英語体験研修

英語研修の好適地・フィリピン中部のリゾート地セブ島でマンツーマン・レッスンから他国の留学生を交えたグループ討論まで、1日10時間、2週間のトレーニングを実施。現地の子どもたちとの交流を通じて、フィリピンの社会を知るソーシャルアクティビティも体験します。

シンガポール
模擬国連(シンガポール大学)

2015年、シンガポール大学とイエール大学の提携によるアジア最大級の模擬国連が行われ、各国から約1000名の中高生が集結。3日間にわたり世界を取り巻く諸問題を議論しました。理数インターから2 名が参加。国際会議で自分の考えを自分の言葉で語り、大きな財産になりました。

短期海外留学制度
短期海外留学制度

ニュージーランドのオークランド近郊で2週間、1家族に一人でホームステイをしながら、協力校でのミニ海外留学体験をします。後半はNZならではの自然の中でのファームステイを体験。ことばも習慣も異なる環境で、あえて「不自由な思い」を体験することに挑戦します。視野を広げ、積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとする姿勢を育てます。

長期海外留学制度

AFS等の斡旋団体による留学支援に加え、ニュージーランドの首都、ウェリントンの提携校でホームステイをしながら1年間留学する制度が2015年よりスタートしました。現在、1期生4名が本校代表としてWellington Collegeをはじめとする現地校で学びながら、貴重な体験を積んでいます。

3年間ステージマップ

本校が育成したいと考える生徒像のイメージを、発達段階に応じて3つのステージに分け、生徒と教員が共有しています。責任と自覚をもって獲得すべき能力をより高めていけるよう教員がサポートします。

3年間ステージマップ

理数インターの教科教育

受験は最終目標ではなく、社会の要請への通過点

国語
国語
筆者の主張を正確にとらえよ。(賛成も反対も、その後だ。)

われわれが学ぶ「英語」と英語を母語とする人々が学ぶ「英語」が同じものでないように、われわれが学ぶ「国語」とは外国語話者にとっての「日本語」と同じものではありません。「現代文」では、評論を通して、言葉をコミュニケーションの道具のレベルに止まらず、認識・思考の道具のレベルで鍛錬し、自分にとって未知で異質な世界を拓いていく手段を得ることを、また、文学的文章を通して自らと同質的なものはもちろん、異質なものに対しても正しく共感する能力を高めることを目標としています。「古典」では、空間的に隔たっているがゆえに異質性を持つ他の地域の人々と向き合うのと同じように、時間的に隔たっているがゆえに異質性を持つ先人たちと向き合います。そして、古文や漢文の世界、文化や感覚を知り、自らの来歴・ルーツを学んでいきます。身に付けてほしいのは、自らと異なるものを排除したり拒絶したりすることなく、それを読解し、理解する姿勢とそのための技術です。自分と同質的な集団や世界観の中で閉じてしまうのではなく、異質な世界と出会い、世界に向けて働きかけてください。開かれてあることこそが社会の中でも成長し続け、活躍するための鍵なのです。

数学
数学
理数的思考力を養い、大学へと送り出したい。

「数学って何のために勉強するのかな? 」と思いながら数学の勉強をしている人はいませんか? その問いに対する答えの1つをお教えします。それは「本質を見抜く力を養うため」です。数学の問題には、必ず中心になる考え方や公式が存在しています。それらを見抜く力を養うことが、数学を学ぶ意義の1つです。そして、本質を見抜けた問題は、おもしろいように簡単に解けます。普段の生活で起こる様々な問題にも、必ずその中心となっている原因があるはずです。そういうものに目を向けて、根本的な解決ができる力を数学で養ってほしいのです。また、論理的な思考力も数学で身につけることができます。物事を順序だてて考える力のことであり、本校では「理数的思考力」と呼んでいます。私は学力とは「総合的な人間力」だと思います。すべての教科をバランスよく学び、様々な経験を通して人間として成長してこそ、国際社会に貢献できる人材になれるのです。文系理系問わず、数学をしっかり学んでもらい、「理数的思考力」を持った「物事の本質を見抜ける」人材として大学に送り出したいと考えています。

理科
理科
データを参考に、日常生活への
応用例を化学的観点から考察せよ。

理数インターの生徒には、授業で扱っている内容が、ニュースで目にするテクノロジーや医療などの最先端分野とどうつながっているかを意識してほしいと思います。理科を学ぶほど、理数的思考力が養われます。一つひとつを検証しながら筋道を立てて解決方法を導き出していく方法は、文系や理系にかかわらず、研究する上でもビジネスの上でも必ず役立つでしょう。授業を通して、この学問作法を身につけてください。社会に出てから壁にぶつかった時、理数的思考力は心強い味方になってくれるはずです。なお、高校の理科では高い専門性を追究します。勉強するのは、高1が物理・化学・生物の基礎科目。高2の理系が化学と物理、化学と生物の2科目選択で、高3では高2で選択した2科目、あるいはその中の1科目を選択します。また、理系の最難関大学を受験する生徒には、個別に指導しています。

社会
社会
「文化の違い」について歴史的・地理的
背景から考察し、仮説を立てよ。

「社会 = 暗記教科」という考えを持っている人は少なくないと思います。もちろん最低限覚えなくてはならないことはありますが、それは他の教科も同様です。近年では問題文はもちろん資料・グラフ・地図を読み解く力、具体例を挙げて説明する表現力、問題を多角的に捉える柔軟な視点、そして知識を身近なものに関連させて考える思考力など多くのものが求められています。このような問いに直面した時に、暗記だけでは太刀打ちできないということは十分理解できるのではないでしょうか。物事には必ず原因や理由があり、そこから発生した出来事は必ず何か別の出来事の原因や理由になります。「なぜそのようなことになったのだろう」というように、常に「なぜ?」という疑問を持つことが社会を学ぶ上で最も大切なのではないかと考えます。その疑問が「知りたい」という知的好奇心をかき立て、物事をより深く知るための原動力となります。社会を学ぶことで現代の社会に生きていく上で必要な知識が養われ、未来を考える判断材料を得ることができます。そして知識は教養となり、異なる他者に対して違いを理解し受容していくための助けとなるはずです。一緒に「考える社会」を体感してみませんか?

英語
英語
英語を通して、他国の考え方や
文化を知ってほしい。

英語がなぜ使われているのか、なぜ、日本語とは違う表現なのか。英語を聴いた時、英語の文献を読んだ時、様々な疑問を持ち、それらを掘り下げていくと、他国の言語を学ぶ楽しさが分かってくると思います。英語を通して、その国の人の考え方や文化的な背景を知ろうという気持ちも大切です。ここから、しっかりとした英語の構造を学ぼうという姿勢も生まれてきます。理数インターの授業や行事で、多くの英語にふれてください。知識欲が刺激されて、自ずと“使える英語”も、大学受験を突破できる英語力も同時に身につくでしょう。

プレゼンテーションコンテスト
プレゼンテーションコンテスト

英語学習の成果を競う。

高校1年の全生徒による英語のプレゼンテーションコンテストを実施。日々の学習の集大成です。単なるスピーチと違い、パワーポイントなどの視覚資料を提示しながら発表を行います。この発表の先には、スタンフォード大学でのプレゼンテーションが待っています。

沿革

1928年4月 中野高等女学校 設立
1945年4月 学園法人化
2006年4月 高等学校女子部 保育コースを設置
2007年4月 宝仙学園中学校 共学部理数インター 設立
2008年4月 創立80周年を迎える
2015年4月 高等学校女子部 保育コース10周年をむかえる
2016年4月 共学部理数インター10周年をむかえる
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