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校長blog第66回「朝日新聞の医学進学コース取材記事より〜医学進学コースの目的(1)」

2025/10/3

朝日新聞夕刊の連載「激闘 医学部受験」第4回「中高生の志 育む取り組み」(10月2日)で、本校の高校医学進学コースが取り上げられました。

連載は、医学部受験が過熱しているという現状を、大学医学部や医学進学予備校等の動向も含めて、多面的に取材を重ねた上で、本校の医進コースにもスポットが当たったものです。

連載の第2回(9月30日)では、順天堂大学医学部長の高橋和久先生がインタビューに答えて「今後もさらに多様性に富んだ学生を採りたい」とお話しされていました。

わたしも、第4回のサブタイトルにもあるように、コースの目的は、「学力だけでなく、医師になる志を育てるのが目的」と話しました。
難関であればこそ、学力も志も身に付けることを期待されるコースとして、教育活動に取り組んでいきたいと考えています。

校長 富士晴英


〜記事の要約〜

医学部受験を見据え、中学から「医進」をうたい生徒を募集する学校が増えているという。
24年に順天堂大の系属校になった宝仙学園の理数インターは今春、医学進学コースを開設。
順天堂大医学部には、小論文や面接を経て、共通テストで一定の基準をクリアすれば入学できるという。
高校の授業では「医師志望論」を設け、「学力だけでなく、医師になる志を育てることが目的」であると学校長は語る。
夏休みにはサマーセミナー(高1)で新潟大や地域の基幹病院を訪れ、研究や地域医療の現状を学んだ。9月の授業では、セミナーでの学びをどうまとめていくかを話し合っていた。
参加した生徒は「地域の一線の医師の話を聞き、マウスの脳の接写など研究に触れて、医師になりたいという気持ちが強まった」と話す。

中学受験指導のサピックス教育事業本部長の広野雅明さんは、私立中学の生徒募集にも流行があると指摘。
「以前は『特進』がはやり、次いで『国際』や『サイエンス』、今は『医進』が注目を集めている」と。


サマーセミナーに関しては下記のblogを参照ください。

校長blog第53回「医進コースのサマーセミナー実施」

校長blog第54回「医進コースのサマーセミナー実施」その2

校長blog第55回「医進コースのサマーセミナー実施」その3

校長blog第58回「新潟大学医学にお世話になりました」

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