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広報室&校長&仲間たちblog “Over the Rainbow” 第60回 「お帰りなさい!」

2021/6/1

 

 帰国生対象のホームページ・サイトの巻頭言を、というリクエストが、広報室から発注されました。
 最近は、特にグローバルコースへの関心が高まっているけれど、帰国生全体に向けて、メッセージを。そして、在校している帰国生にも、受験生(家庭)にも届くメッセージを。とくに帰国生の窓口として大きな役割を果たしている山田さんからの注文ですので、しっかりと受けとめました。


「お帰りなさい!」

 帰国生とは、一家で海外に転居したご家庭のなかの受験生ということになりますね。行先は、受験生の意志では、もちろん決められず、保護者の赴任先で、学齢に見合った教育を受けることになります。とはいえ、その教育環境の選択肢も限られていたことでしょう。さらに、とくに昨今は、帰国時期も、容易には決められないという状況です。
 それでも、受験の時期は待ったなしでやってくる。ご家庭にとっても、一大事だと思います。
 本校ができること。それは、まず、お話をうかがうことです。幸いなことに、いまは、オンラインで世界とつながることができる時代です。このサイトをご覧になってなお、お尋ねになりたいことがあるかたは、問い合わせフォーマットから、アクセスしてください。
 ちなみに、世界スカウト入試という、zoomで学習歴をプレゼンテーションする入試方法は、世界中のさまざまな教育環境のもとでがんばっている受験生とつながるために始めた入試です。もう10年以上継続しています。コロナ禍のはるか前からの問題意識です。
 この入試方法によって、本校に入学した生徒たちの声も、このサイトに収録しています。グローバルコースの生徒も、そうではない生徒もいます。かつておかれた教育環境は異なっていても、同じ学校に合流し、それぞれの目標をもって学校生活を充実させようと努力している姿は、いっしょです。
 本校が帰国生に期待すること。個性を大切にすることです。せっかくの海外体験を、これからの自分の人生の糧にするだけでなく、学校の仲間たちにも還元してください。同時に、仲間たちからも、学んでください。切磋琢磨することで、学校は、より活気あるものとなります。
 そうです。「知的で開放的な広場」に、帰国生は、重要かつ必要な存在です。いっしょに、「自己ベストの更新」にチャレンジしましょう!

校長  富士晴英


帰国生サイトを新設するにあたり、富士校長先生に巻頭言をお願いしました。
受験生だけでなく、在校生やそのご家族にとっても改めて心に届くようなメッセージをお願いしますと、今思えば抽象的な伝え方だったかもしれません。
帰国生サイトでは、情報を分かりやすく、生徒の声をできるだけ多く伝えられたらと思っています。「在校生の声」は今後も追加していきます。生徒の力も借りながら徐々に充実させたいと思います。

 帰国生サイト

入試広報部 山田

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