英語は「表現」の手法の一つです。目、耳、口、身体を用いて浸透するまで刷り込みます。だから反復練習重視です。また、進度が速ければよいわけではありません。深度(掘り下げることも)大切にしています。

「進度の速さ≠学力の伸長」です。深度のある骨太な英語を育てるため、中学1、2年では基本を徹底して学びます。英語の授業は週7時間あり、日本人教員が5時間、ネイティブ教員が1時間、英語フォローが1時間あります。フォローは2人の教員が担当し、生徒一人ひとりの学習状態を確認。取りこぼしなく学習させ、ボトムアップをはかります。中学3年までの間に、検定教科書の内容はすべて暗唱し、英検三級を取得します。1年で根を張り、2年で幹を作り、3年で年輪を増やすのです。


中学生は教科書をすべて覚えるように指導します。授業中、みんなの前で覚えた英語を暗唱するので、毎回が生徒にとってのチャレンジです。また授業が始まると、席から立ち上がって身体を動かしたり、音を聞いて反応するなど、座学はほとんどありません。授業中もゲーム的要素を入れて、挑戦する気持ちを出していく。失敗を楽しみ、チャレンジし続けることで、気がついたら英語が身についている。それが理数インターの英語の授業です。

中学2年になると「好きな季節を述べなさい」などのテーマが出され、英語で自分の意見を言う授業が増えてきます。日本語なら起承転結ですが、最初に結論を出し、あとから理由を述べるのが英語の議論方法。普段の授業でこれらを身につけ、人に伝えていく力を育む一方、他の人が語ることにたいして「ここはいい」「ここは、こういう言い方をした方がいいのでは」などと、客観的にものごとを見て判断するクリティカルな能力を高めていきます。

教科書に出てくる物語の結末を考えたり、与えられたキャラクターで物語を作るなど、知識として得た英語を使って、新たなものを生み出すクリエイティブな授業を行います。中学2年になると中1の生徒のための授業用ノートを作成。自分が理解したことをノートにまとめ、後輩に伝えるという作業は、その子ならではの表現力が求められます。クラス担任に英語で年賀状を書くのも恒例の宿題。作品は学校に掲示され、大勢の人に見てもらえます。

生徒たちにとって、大きなチャレンジであり、同時に楽しみの場でもあるのが英語プレゼンテーションコンテストです。
中学1年から高校1年までの全員が、まずクラスの中で英語プレゼンテーションを行います。英語をよどみなく話すのはもちろんのこと、発表の仕方、言葉や間合いなどもポイントです。一方的に自分のことを話すのではなく、聞き手を引きつけ、しっかりと主張することを学び、将来、パフォーマーとして世界に出て行くための基礎を作っていきます。
そしてクラスから選抜された生徒たちは、360度客席に取り囲まれたステージに立ち、プレゼンテーションを行います。大勢の人の前に立ち、身体を使って話し、表現することは大きなチャレンジです。聞き手の生徒たちが投票を行うので、結果がはっきりと見え、失敗すると悔しく、成功すると嬉しい。そのメリハリある経験の積み重ねが、高校2年生の時に行うアメリカ研修旅行での発表に繋がっていくのです。また投票集計時間の間に行う、教科『理数インター』×英語科で行うskit(小劇)は英語プレゼンテーションコンテストの盛り上がりを倍増させます。
