まもなく創立100周年を迎える学校法人宝仙学園は、
「仏教精神を基調とした人間教 育によって品格と知性を兼ね備えた人を造る」
という「建学の精神」を有しています。
学校教育法施行規則・高等学校設置基準の一部改正により、スクール・ミッションを再定義し、スクール・ポリシーを「三つの方針」(グラデュエーション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)として、策定・公表することが、各高等学校に求められています。 宝仙学園中学校・高等学校(以下、本校)としては、以下の手順で、この求めに対応します。 第一に、スクール・ミッションの再定義についてです。まもなく創立100周年を迎える本校の「建学の精神」を、目指すべき学校像・期待される社会的役割を踏まえ、再定義し、策定します。策定と検証のとりまとめは、校長がおこないます。 第二に、「三つの方針」の策定についてです。スクール・ミッションの再定義のもと、本校への入学から卒業までの教育活動を一貫した体系的なものとして再構成し、策定します。策定は、主管する校務分掌責任者が取りまとめます。 第三に、公表についてです。スクール・ポリシーは公表後、試行錯誤しつつ検証する過程こそが重要であると考えています。したがって、学期ごと年度ごとに、再検討を続けていきます。検証のとりまとめは、主管する校務分掌責任者がおこないます。
2025年4月1日 校長 富士 晴英
答えのない問題に、どう対処し考えていくのか。新カリキュラムの授業、「マルチリテラシー」ではテキストだけでなく、絵画、図表、動画などあらゆる媒体の情報をさまざまな角度から読み取り、物事を考える力を育成します。また、現代社会に必要な教養を基礎力として身につけます。
ジェンダーにとらわれることなく、あらゆる場面での活躍とリーダーシップを求められるのが女子部の特徴です。体育祭、宝仙祭、合唱祭という3つのイベントでは全員が役割を担い、企画段階から参加。それぞれの立場に求められる判断力と責任感を養う機会を多く持つことができます。
自分の伝えたいことを的確に伝えるための言語および身体を通じた表現力を重視。年間を通した「小論文対策」では1年生から論理的に表現する取り組みを行っています。また、「キャラクタービルディング(CB)」の授業ではダンスと歌唱を学び、ミュージカルを上演します。相互理解をするための力は表現力から。これからの社会でますます重要視されていく力です。
宝仙学園は2028年に学園創立100周年を迎えます。
このおおきな節目を迎えるにあたり、100周年記念事業として学びの場を建て替えます。
そのため女子部は建て替えによる一時移転で、中野区立旧西中野小学校(最寄り駅:鷺ノ宮)に施設を仮つことが決定しました。
2025年9月から2028年3月まで鷺ノ宮校舎を主に利用し、中野坂上校舎は式典や行事・大学の授業・保育実習・家庭科の授業等で年20回程度利用する予定となっております。
女子部は、こども教育コースと謳(うた)っています。
保育・幼児教育系の大学等への進学を目指している女子のためのコースです。
宝仙学園には幼稚園があるので実習の機会に恵まれていますし、大学もあるので、高大接続の授業もあります。
いっぽう、女子部は身体表現を発揮する機会をたくさん用意しています。
宝仙祭という学園祭でのミュージカル、体育祭、合唱祭、アートフェスティバル…。
部活も良き挑戦と活躍の場です。
テレビ等のメディアでもおなじみのダンス部は、全国大会はもちろん、世界大会でも優勝経験があります。
つまり、保育そしてダンスやミュージカル等の身体表現にも興味があるというみなさんには、自分の関心を生かす機会がたくさん用意されている学校です。
宝仙学園は、一人ひとりの「自己ベストの更新」を支援する学校です。個性豊かに、自分と仲間を大切に過ごしたいと思っているみなさんを、心からお待ちしています。
校長 富士晴英
※生徒から学ぶことも含め、本校に関心を持つかたがたと共有したいことを、時々、校長blogで発信しています。お時間ある折は、こちらにも訪問してみてください。
1928年4月 | 中野高等女学校 設立 |
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1945年4月 | 学園法人化 |
2006年4月 | 高等学校女子部 保育コースを設置 |
2007年4月 | 宝仙学園中学校 共学部理数インター 設立 |
2008年4月 | 創立80周年を迎える |
2015年4月 | 高等学校女子部 保育コース10周年をむかえる |
2016年4月 | 共学部理数インター10周年をむかえる |
2019年4月 | 保育コースからこども教育コースにコース名変更 |
2024年4月 | 共学部理数インターが順天堂大学と系属関係を結ぶ |
2025年4月 | 共学部理数インターに医学進学コースを設置 |