11月15日から19日までの4泊5日で、中学3年生は「アジア研修旅行」として、シンガポールおよびマレーシアを訪れました。
宝仙学園では研修の機会として、中学3年次にアジア圏の国への旅、高校2年次にアジア圏外への旅を設けています。
言葉が違うのはもちろん、電車の乗り方やお金の使い方もわからない土地で、大人の力を借りずに自分たちだけで行動することは、考えただけでも緊張してしまいますよね。
だからこそ、そこでしか得られないものがたくさんあるように思いますし、私たち宝仙学園はこの旅を大切にしています。

《自分たちで作る旅》
宝仙学園の説明会に来てくれた方はご存知だと思いますが、本校では様々な行事を生徒主体で運営してもらっています。
もちろんこの旅も、3年の生徒で構成された研修旅行委員を中心に、自分たちで旅の計画を立ててもらいました。
旅のキャッチコピー、しおりの作成、自由行動のスケジュール、マレーシアの学生との交流会などなど、すべて自分たちで進めていきます。
まさに「自分たちで作る旅。」今年も素敵なしおりが出来上がりました。

《国境を越えて》
単なる旅行にあらず…宝仙学園の研修旅行はなんと旅の最中に国境を越えるのです…
シンガポールからマレーシアへ、マレーシアからシンガポールへ。
それぞれの国で、その土地の文化に触れる機会が様々に設けられています。
マレーシアでは現地学生との交流会、ブライ村でのホームビジットを経験しました。
ホームビジットでは班ごとに現地の家庭を訪れ、生活を共にします。
さて、みなさんは素手でご飯を食べたことがあるでしょうか…?床に置かれた食事を、座って、食器を使わずに手で食べる…これが思ったより難しいのです。
生徒達も初めての経験にそわそわしながら、現地の料理を楽しんでいました。
民族衣装に身を包み、チョンカなるマレーシアの伝統的な遊びなどをしながら時間を過ごし、現地の方との仲も深められたようです。

さて、国を移し、シンガポールでのスケジュールも盛りだくさんです。
クラスごとに現地の企業を訪問し、「働くこと」について学ばせていただきました。
普通に過ごしているとなかなかイメージが出来ないことですが、自分がどんな道に進むのか、そして自分達が今学んでいることは将来どんなことに活かせるのか、皆が考える機会になります。
「海外で働くこと」に関心を示した生徒も多く、質問がたくさん飛び交いました。
旅の締めくくりは、自主研修。
班ごとに、自分たちでスケジュールを立て、自分たちだけで見知らぬ国を旅します。
もちろん言葉だけではなく、食事、お金の使い方、電車の乗り方、法律、考え方が異なる異国で困難もあったでしょう。
クラスの皆と合流した際には、旅の充実感とともに、仲間がいることの心強さをあらためて実感していたようです。
きっと、この旅の経験は彼らの中に残り、今後の人生に深い意味をもたらしてくれるはずです。
