今回、講演会のきっかけを作ってくれたのは本校の卒業生で、当日は同時通訳も務めてくれました。また、講演会実施の話を聞いて、卒業生の有志が在校生に向けてメッセージ動画を作ってくれました。後輩のためにフットワーク軽く、いつも前のめりで協力をしてくれる…というのが本校の卒業生の特徴だと思います。
講演会の後に、関係者を囲んでささやかながら交流会を行いました。在校生代表として生徒会執行部の生徒が出席してくれましたが、ヴィクトリアさんとも英語でコミュニケーションをとったり、通訳の先輩を介してやり取りをしたりと、積極的な姿勢が見られました。人に優しく人懐こく、そして好奇心旺盛…というのが本校の在校生の特徴だと思います。
講演会の企画・準備段階から携わらせていただき、多くの方にご協力・ご尽力いただく中で、今回改めて感じたのが「こどもたちの力」です。準備、司会・進行、お礼の言葉、交流会、常にこちらの期待するところを飛び越えてくれました。
「知的で開放的な広場」から次は何が飛び出してくるのか…わくわくしながらその時を待ちたいと思います。
宝仙学園高等学校 教諭 齋藤雄大
この度は、素晴らしいお話をお聞かせ頂きありがとうございました。
ウクライナをはじめとする世界を取り巻く戦争の歴史と、そのなかで生きてきたヴィクトリア・ソロチンスキーさんとご親族の人生のお話は、平和な環境にいきる私たちにとって大変恐ろしく感じるものでした。
しかし、その様な一見暗い世界に見えるような環境の中にある美しさ、人々の心の豊かさに私は強い感動を覚えました。このような貴重な体験をありがとうございました。
宝仙学園高等学校 生徒会長 馬野訓聡