ヴィクトリア・ソロチンスキーさんの講演会に、わたしは、感動しました。
講演会の構成が、素晴らしい。
ご自身のファミリーの歴史を、あるがままに、モノクロ写真を見せつつ、紹介。
マリウポリなどの今昔を、映像をとおして、紹介。
ご自身の写真アートを、芸術観の観点から、紹介。
それぞれは、点ですが、聴きおえれば、線であり、面です。
いな、時間も空間もリアルなので、立体でした。
立体を、感情的にならず、努めて淡々と、努めて客観的に語る。
言うは易し、行うは難しです。
感動しました。
生徒たちからの質問への回答の場面が、特に、素晴らしかった。
写真を撮ることとは?
「美しいだけのものではなく、背景から理解できるものを撮りたい。」
ロシアに思うことは?
「みなさん。ぜひ、世界に行ってください。たくさんの経験をすることが、大切です。」
生徒会長の、サンキューメッセージも、本校らしいライブ感があって、よかったと思います。
それでは、このあとは、生徒会長のメッセージと、企画を実現してくれた齋藤教諭のコメントも、ご覧ください。
校長 富士晴英