“Think Globally, Act Locally” −帰国生のためのグローバルコース
私は編入を受けて中学一年生の2学期から宝仙学園の一員に加わりましたが、体育祭実行委員長をはじめ様々なことを経験しました。試行錯誤を繰り返し続けた委員会活動、仲間と切磋琢磨した部活動、くじけそうになりながらも全員で乗り切った受験勉強、そのすべてがかけがえのない思い出です。宝仙学園での6年間の刺激的な日々は間違いなく私の世界を変え、成長させてくれました。この「宝仙魂」を胸に新たなる目標へと進んでいきます。
リベラルアーツ入試でプレゼンした歌とチャリティー活動を、入学後も学業と両立して続けることができました。中学時代は合唱祭に打ち込み2年連続金賞を受賞し、3年生ではクラスでギネス世界記録に挑戦するなど様々な経験を通して、多くのことを学びました。また自分で企画した国際交流会を先生方に提案し実現できたのは、やりたいことを相談しやすい雰囲気が学校にあったからです。生徒の挑戦を応援してくださる先生方に心から感謝しています。
私の宝仙学園での学校生活は周りの人々に恵まれた4年間でした。9期生としての1年間、ニュージーランドでの1年間、そして10期生としての2年間。この学校に入学したからこそ留学にも行け、その後留年したからこそ、知り得ない仲間とたくさんの先生方と関わることができました。留学後に学年を下げる選択も例外ではありますが、快諾してくれ、その後のサポートのお陰で学校生活での不安や受験を乗り越えられました。全ては私が宝仙学園で恵まれた環境に身を置けたからです。ここでの数々の出会いは私の人生における財産です。
突然の自宅待機から始まり、相次ぐ部活、行事の中止や短縮。僕らの三年間は入学前に思い描いていた高校生活とはかけ離れたものでした。しかし、限られた時間ながら充実した高校生活を送れたのはすばらしい仲間と先生方に恵まれたからです。先生方には誰も経験したことのない状況ながら、僕らの受験、高校生活のために試行錯誤を繰り返しサポートしていただきました。僕らは不運な代には違いないけれど、辛い状況を共に乗り越えることで得られた絆は一生の財産です。