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高校オーストラリア研修旅行の振り返り(2)「南十字星と紡いだ、温かな忘れられない時間」

投稿日2026/6/27

前回は、生徒満足度とその意味について、教頭の對馬さんの分析を掲載しました。
今回は、学年主任の鈴木さんからの総括です。
ファームステイを、連泊で体験できる研修旅行は、生徒たちにとってどんな意義があったのかを、振り返ってもらいました。

校長 富士晴英

 


オーストラリア研修旅行で、生徒たちは学校交流やファームステイを通じて現地の人々から大変温かく歓迎されました。
それは、前回のブログのアンケート結果からもわかるように、生徒たちの心に刻まれた時間であったことは間違いありません。

特に今回は、ファームステイで私が感じたことをお話ししたいと思います。
この企画を知ったときの生徒の反応はさまざまでした。
初めての経験に胸を躍らせる生徒もいれば、多くの生徒は初めて会う現地の人と寝食を共にすること、しかも英語でということで戸惑いや不安を隠せない様子でした。
しかし、実際にファームステイを終えて戻ってきた生徒たちの表情からは、夢のような時間を過ごしたことがうかがえました。

出発の日、生徒たちを温かく迎えてくれたのは、優しいホストファミリーと、まるでお出迎えをしているかのような愛らしいアルパカでした。
そして何より心を打たれたのは、ホストが向かう途中で怪我をしたカンガルーの赤ちゃんをお腹に抱えていたことです。
野生動物を家族のように慈しむ彼らの優しさに触れ、オーストラリアの大自然の息吹を感じた瞬間でした。

    

生徒たちは夜、見上げた夜空に日本では見られない美しい南十字星が輝いていたことや、野生のカンガルーの姿も忘れられない思い出として、今でも鮮明に心に残っていると話していました。

ただ、楽しかったからこそ、少々口惜しさを感じた生徒もいたようです。「もっとたくさん話したかった」と思っても、思うように英語が出てこず、また、友人が話している流暢な英語に、自分の言葉の壁を痛感したという声もありました。
それでもお別れ会では、ホストファミリーに感謝の気持ちを伝えたくて、涙をこらえながら必死でスピーチをしました。たったニ泊でしたが、生徒たちの間には確かに温かい絆が生まれていました。

最高の思い出と、英語へのモチベーションをくれたホストファミリーに心から感謝します。
五学年は、一年次の林間学校から始まった宿泊行事ですが、学年を重ねるごとに自律と成長が感じられ、これからの学校生活にも新たに良いスタートが切れる研修となりました。

五学年主任 

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