校長blog第5回「2学期始まりました。」
投稿日2026/9/4
夏休み後半に、中学1・2年生と現代の教育問題についての新聞記事をいくつか読み、いっしょに考え、話し合うという授業をおこないました。
進路支援部が企画している「教養講座」のひとつです。
「不登校」「AI」「教員のメンタルヘルス」「平和学習」「保護者の進学希望」「SNS」「ゲーム依存」等の記事を読みました。
参加した生徒に振り返りの感想を書いてもらったのですが、その中で印象に残ったものを、始業式の中で紹介しました。
「自分は、この講座を通じて、自分にはない考えや、相手への共感を学びました。なぜなら今までAIとの会話が多く、『多人数での会話』は慣れない領域だったからです。」
今の中学1・2年生といえば、小学校低学年でコロナ禍に見舞われ、屈託のない会話さえ制限された経験をしたのだろうと思います。その後、AIが急速に身近な存在になるような変化を、成長期の真ん中で経験している少年少女たちです。
そのような背景から出てきた感想であるならば、やはり学校とは、自分で考えることを大切にしながら、他者の考えからも学ぶものを見つけ、対話によって高めあうことを目指す場ではないかと理解したいと思います。
2学期も、生徒たちの声を聴けることを楽しみにしています。
校長 富士晴英