コロナウィルス感染拡大がいよいよ深刻になってきました。なんとかできた3月の卒業式でしたが4月には入学式がオンラインに。事態はどんどん悪化するばかりです。学校も大混乱の中にいます。その中でオンライン授業の構築や生徒ともコミュニケーションを成立させなければならず、しかも急遽のことで慣れないことばかりです。大混乱の中で感じたことは過去の自分の行いや生徒との関係、先生方との関係が試されていることです。マニュアルもなくすべてが手探りの中で生徒にも協力してもらう必要もあり先生方との連携ももちろん重要です。「関わり合い」「関係性」こそが緊急事態の中での命綱だと深く実感しました。この危機がいつ終わるかは分かりません。でも、私たちはいつ終わるか分からない中、今までの「関係性」を信じて走り続けるしかありません。走り続ける中でみんなが頑張るということに「こんなの意味がない」と思う人が出てきて途中で離脱してしまうことが今、私が一番恐れることです。「自分は一人だ」と思った瞬間、色んなことを諦めてしまいます。生徒がそうならないように今一番頑張らないといけないのは教員だなと思います。
最初に先生が頑張れば生徒はそれを真似して考えて先生以上のアイディアを持ってきてくれます。このような状況でありますが、このような状況だからこそ私は「挑戦」していきたいですし「希望」を語っていきたいと思います。もし、明日全人類が滅びるのならば「希望」を語る必要はないかもしれませんが、私たちの歩んできた歴史上「人類の滅亡」は当たり前ですが起きていません。期間が短い長いはあると思いますが必ずこの状況を抜け出す日があります。それまで「関係性」を大切にそして壊さずにいきたいと思います。
さて、最後に私が今している「挑戦」についていくつかご紹介します。私はダンス部の顧問ですが3月の一斉休校より部活ができなくなってしまいましたが、その時にすでに「オンライン部活」に切り替えようと決め少しずつですが部員達の協力もあり内容が濃くなっていきました。部員の方はさすが「デジタルネイティブ世代」。すんなり受け入れ様々なツールを使いこなしています。もちろん、メディアリテラシーも同時に必要です。これが上手く成立したのもやはり今までの「関係性」あってこそ。今はおうちにいるのならば家のお手伝いとして「料理」を頑張ってほしいと「自炊選手権」なんてものも始めております。小さいことでもお互いの近況を報告し合う関係性、安心感を大切にしています。
ゆくゆくは本校に興味がある方が参加できるようなオンラインレッスンができないかと考えています!!考えてみたらおうちにいてもできることたくさんあります!また、入試広報部として今年の募集活動をどうしていくのかというのも待ったなしで考えなければいけません。このことについては次のブログで詳しく紹介します!個人的にはオンラインで英語のレッスンを受けたいなと思っています。あとは、オンライン授業のために最近はYoutuberを見てテンションや仕草、動画の編集の仕方を学んでいます。この機会だからこそやれることを考えると色々出てきます。
みなさんも一緒に新しいことにチャレンジしていきましょう!
最後にどんな状況でも「繋がり合い」を大切に。
入試広報部 氷室 薫