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【ダンス部】世界最大規模のHIPHOPの世界大会から帰国!大会結果報告!

2019/8/18

ダンス部は8月4日~12日の間、世界50か国が参加するHIPHOPダンスの世界大会のMEGACREW部門に高校ダンス部として初めて出場してきました。

今年は世界52か国が参加!4000名を超えるダンサーがARIZONA GRAND RESORTに宿泊。世界最大規模のHOPHOPダンスWEEKを共に過ごしました。チーム数は全部門で計264チーム。本当に凄い大会でした!

オーストラリア・イギリス・スペイン・アルゼンチン・ペルー・スイス・台湾・ドミニカ共和国・アメリカ・タイ・韓国・台湾・オランダ・ブラジルなど挙げていってはキリがないくらいたくさんの国のダンサーと交流することができました。中にはスペイン語が公用語でお互い翻訳アプリを使いながら会話をしたりすることもあり部員にたちにとって「人生で最高の日々」になったことは間違いありません。一期一会という言葉が本当にぴったりとくるほど素晴らしい出会いとHIPHOPを愛する人たちのパワーやエナジーをたくさん感じ浴びることができました。

また、どのダンサーも心からHIPHOP文化とダンスを愛しお互いの文化の多様性を認め尊敬し合っていました。これぞダイバーシティと呼ぶにふさわしいと感じました。


キッズダンサーもたくさん参加していました。老若男女問わずHIPHOPのもとに1つになれる大会でした。
HIPHOPが誕生したアメリカで本場のHIPHOP DANCEの大会にダンスを始めて1~2年ほどしか経っていない子たちが挑戦するこのビッグチャレンジを実り多きものになりました。
正直、世界のレベルは本当に凄まじく高かったです!!


特にアジア勢の勢いとパワーとスキルの高さには驚きました。日本このままではまずいなと本当に思いました。
「井の中の蛙大海を知らず」状態ではなくなった部員たちはダンスの本質とすばらしさと同時に世界の追い上げを肌身で感じたはずです。高校ダンス部で私たちしかできない経験、見れないものをプレゼントしていただき本当にありがとうございました。ここから私たちは絶対に変わります。もっともっと努力が必要だと気付きました。また、英語ももちろん磨いていかなければならないことがよく分かりました。
そして、顧問としてはこの大会で学んだことを自校のダンス部だけでなく多くの高校ダンス部に広めていかなければならないと思いました。世界大会により多くの高校生がチャレンジできるような取り組みをこれから実行していきたいと思います。


【大会結果について】
今回、私たちは10~40名という人数の制限のみがあるMEGACREW部門に挑戦しました。
人数制限のみで男女や年齢の縛りはありません。私たちは女の子のみ37名でチャレンジしましたが多くのチームが男女混合でした。私たちの日本予選の結果は3位でした。

世界大会では各国の予選を同じく1~3位に入賞したチーム計58チームと準決勝進出を懸けて競いました。
出場順番は24番目。ドミニカ共和国の次でした。また、世界的に超有名なダンスチームTHE ROYAL FAMILYが21番目、大会メダル常連知名度抜群日本が誇るスーパーダンスチームKANA-BOONが27番目に位置していたため予選にも関わらず会場は超満員で各国の応援も並々ならぬ気合いが入っていました。

世界大会は完全得点制のためすぐに結果がステージ上で発表されます。
結果は・・・

25位!
全チームの半数以上の順位!これは準決勝いける!

と思いましたが、今年よりMINI CREWという3名で構成される部門が新設。
時間の関係で準決勝のアドバンテージが与えられたのは上位23チームのみでした。
0.04ポイントの差に泣きました。

すごくすごく惜しかったと思いますが世界大会は1点ではなく0.01ポイントを競い合うシビアな大会ということを顧問も部員も感じました。
が、しかし私はずっと予選を見ていましたがどのチームの凄すぎて25位というこの順位を本当に誇りに思います。
女の子のみのチームだと1番上の順位です。
各国予選を勝ち抜き自国のプライドと自分たちのクルーの威信をかけた戦いの中での順位は宝物です。
しかもHIPHOPの大会です!知名度はゼロでした。
衣装やビジュアルではなくダンスのスキルと構成や個人のエナジーとパワーで魅せ切らなければいけないこの大会でのこの順位には胸を張りたいと思います。

本番は減点なくノーミスのパフォーマンスでした。

普段は当たり前ですが高校ダンス部の大会ばかりで世界のチームが知っているような大会には出ていません。

知名度ゼロの中、名だたる世界の強豪チームばかりで部活で高校からダンスを始めた子達が8割の女の子達だけでここまで来れたのは本当に凄い事だと思います!

予選を見ていてどのチームも圧巻のパフォーマンスで順位表を思わず下から見たほど圧倒的にレベルが高かったです。

高校ダンス部がどこまでいけるのか?!という、誰もしたことのない挑戦で、当たり前ですが前例がないため自分たちの立ち位置を確認することもできないまま突入しました。これで1つ高校ダンス部が世界大会にいっても世界の半分以上の順位を取ることができると証明できたかな?と思います。

その後はいろんな部門を見に行ったり少し買い物に行ったりパーティーに参加したりすごく仲良くしてくれたペルーのチームと台湾のチームとダンス交流をしたり世界的超人気ダンサーのレッスンを受けたりと1週間ダンスのシャワーと多文化のシャワーをたくさん浴びてきました。

更に詳細の世界大会のレポートは以下をご参照ください!

世界大会レポート

あとは、今回、生徒に毎回偉そうなことばっかりではいけないと部員の頑張りに感化され実は私も生徒の前でかなり早い段階でバトル部門へのチャレンジを宣言!

8年ぶりにバトルに出ました。

生徒がたくさん応援してくれたので、かなり頑張りなんとLOCKING部門でベスト8に残ることが出来ました!

(これは部員がバトル頑張って!とプレゼントしてくれたTシャツです)

ただ、バトル部門はレベルそんな高くないです。部員達の25位の方が1000倍難しいです。がしかし、先生の面子を保つことはできました!

生徒も先生も世界大会で自己ベストの更新をすることができました!

この7泊9日の大きなチャレンジは私たちにとって宝物です。たくさんの方から応援と御支援いただいたお陰でこのビッグチャレンジを成し遂げることができました。

皆さま応援とご支援本当にありがとうございました‼️‼️

これからは世界大会の経験を糧に国内大会を頑張っていきます!しっかり応援してくださった皆様に恩返しできるようにさらにさらに努力していきますのでどうぞこれからも応援よろしくお願い致します!

ダンス部顧問 氷室 薫

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