4月の世界大会予選から気が付けば世界大会まで残り1週間切りました。
7月から始まったこのクラウドファンディングもいよいよラストスパートです!
現在、87万と100万円の目標にあと少し!というところまで来ております。
まず、ここまで御支援してきてくださった皆様本当にありがとうございます。
私たちは日本の全国大会で優勝やメディアにたくさん出ている!というダンス部ではありません。
今いる部員たちは先輩たちが毎週のように行ったダンス部体験会に来たり、外部の相談会で宝仙を知ったり、ダンス部に入ろうと宝仙に入学してから決めたりと色んな形で集まってきた部員です。
スポーツが抜群にできるか?というとそうではなくどちらかというと中学の時に中途半端だった自分を変えたい、内向的な自分を変えたいという部員が多かったです。
2016年の全米大会もそうですが、なぜ私がアメリカ大会や世界大会に出場するのかというとそれは
「甘えられない環境でこそ真の力が発揮される」
ということを自分の経験含め確信的に思っているからです。
日本という国、特に東京に住んでいるという事はそれだけでとても恵まれていると私は思います。なぜそう思えるかというと私の師匠、先生たちが世界に連れて行ってくれたから。それを教えてくれたからです。
私は2009年に師匠であるTonygogoと一緒にLAと当時はラスベガスで行われていたこの世界大会に行きました。
LAから車で砂漠地帯をずっと行くといきなり目の前に大きな街が現れてきました。ラスベガスです。
ラスベガスの大きさもびっくりですがHHIの大会の規模にもびっくり。
世界にはこんなに凄いダンサーがたくさんいるんだと驚きました。
そこで伝説的ダンサーとも出会いました。
(POPPINGのオリジネーター BOGALOO SAM)
(WACCKINGのオリジネーター TYRON)
(この大会で仲良くなったFIRELOCK。後に彼は世界一になります。)
(開会式直前。テンションの高さは本当に凄い!!)
(決勝大会の会場。規模が大きすぎてびっくり)
別に私もスポーツ万能なわけでもなくスーパーダンサーだったわけでもありません。
ただ、唯一私が自分自身でやっておいて良かったということは「世界一を常に見に行く」ということです。世界一になりたければ世界一の人に習えたら絶対に近道です。
私は21歳のときにLAにいきそこで誕生日を迎え22歳の時にHHIの世界大会に出会い衝撃を受け自分の人生観が変わりました。
そして10年後の2019年。
2018年の時に来年絶対に世界に出るぞ!と意気込んでいたわけではありません。2009年に自分が行ってちょうど10年後だ!ということを最初から意識していたわけではありません。
ちょうど10年後でした。同じようにHHIの世界大会の開会式の日に32歳になります。
10年で私は変わりました。10年で成長したな、少しは自分の力で周りを変えれるようになったかもしれないと思います。
うちの部員たちは16~18歳でその「衝撃」を経験します。
彼女たちの10年後がとても楽しみでなりません!
部活は教育の中の1つのコンテンツです。
私はこの世界大会の経験を通じて少しでも「人生の勉強」を彼女たちがしてくれたらいいなと思っています。
ラスト1週間。皆様のお力で更に多くの方にこのプロジェクトを知っていただけるようにサポート宜しくお願い致します!
クラウドファンディングもページもぜひチェックしてみてください!
ダンス部顧問 氷室 薫