現在、宝仙学園高等学校理数インターには、4年生に5名、5年生に3名、6年生に4名の計12名の中国人留学生がいます。
5年生の3名はコロナ禍の影響でこの春にやっと来日し、登校することができました。
3つの学年に中国人留学生が揃ったこともあり、6年生の4名を中心として中国人留学生の交流会が開催されました。
会のなかでは、6年生のSくんが、宝仙学園での2年間の生活を語り、後輩たちに向けて「大変なこともあるけど、大丈夫だよ」という励ましのメッセージを伝えてくれました。
それを受けて緊張気味だった後輩たちにも笑みがこぼれ、思いっきり母語を使って話せる環境にリラックスできたようです。
言語も文化も違う日本での生活は彼らにとって大変なものだと思いますが、多様性の大切さが叫ばれる今だからこそ、学園での生活が留学生にとっても、日本人生徒にとってもより良いものになるようにサポートしていきたいと思います。
写真は、富士校長が掲げる「あのスローガン」を、4年生に在籍しているSくんが中国語で表現したものです。
4学年 学年主任 渡邊利行