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The noisy wheel…

2018/11/19

 今週から高1の希望者を対象に、英語の講座をスタートします。

 テーマはズバリ、”The squeaky wheel gets the oil.” (キーキーと音を立てる車輪は油を差してもらえる)

 古今東西のことわざや至言、名言、市井の人々の名ゼリフをとりあげます。ことばには力があります。有名人の名言にニヤッとしたり、名もない庶民のことばに力を得たりします。ことばに込められたメッセージに思いを寄せながら、英語を楽しめたらいいな、と思います。

 ただし、ただぼーっと読んでいるだけでは面白みも半減します。この講座では、名台詞をクイズ形式にして、頭を絞ってもらいます。例えばこの冬公開の映画『グリンチ』の原作者、Dr. Seussのことばです。

   “To the world you may be one person, but to one person you may be the ________________.” (下線部には何が入るだろう?)

(全世界から見たら君はたった一人の人間。でも、ある一人から見たら君は…)

 英文の語句や構文を解説するだけでなく、生徒には謎解きをしてもらいます。そして、そのことばのメッセージを考えてもらおうと思っています。

 この講座は一方通行の講義でなく、生徒とのディスカッションを通して進めていきます。生徒には唯一の参加資格として、「自分の考えを躊躇なく発言すること」としています。発言の中身は正解である必要はありません。間違えた答えであろうと、キーキーと音を立てることが必要なのです。そうすることによって議論が生まれ、結果的に学ぶことが大きくなるからです。(それは周りの生徒にとっても)

  冒頭の諺をテーマにした理由はそこにあります。挙手して、自己主張をした者が要求を聞いてもらえる、という意味で解釈されることわざですが、’squeaky’ に考えるヒントがありそうです。キーキーときしむ騒音であっても、無いよりは遙かにましなのです。音を立てなければ、油は注してもらえないのです。

 この講座に15人近くの高1生が手を挙げ、参加の意思表明をしました。さあ、あとは講座の中で遠慮せず、軋んだ音を出してほしい。

(共学部高等部教頭 右田邦雄)

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