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第16回 理数インターのグローバル 『Star shape?』

2017/2/6

みなさんは、小さなこどもに星の絵を描いてと頼まれたら、どんな星の絵を描くだろうか?

5つのprotrusions(突起)のあるお決まりの Star shape? 

                         
大学の入試問題を生徒達と一緒に解いていると、さまざまな内容の英文に出会う。

それぞれの英文には筆者のメッセージが込められており、その多くが各大学の志願者へのメッセージであったりもする。
これからの世の中を背負って立つ学生達に向けたメッセージには「う~ん、なるほど」と頷いてしまう。
グローバル社会で求められる、柔軟な思考力、ピュアなものの見方もそのテーマのひとつ。

昨年の夏休み前だったと思う。 
職員室前の廊下で生徒から質問を受けた際、その英文を見て思わず「おー」と声を上げてしまった。

「この英文どうしたの?」

まさに35年ぶりの再会、私が大学進学を目指しているときに出会った英文であった。

若い頃大好きだった曲が突然ラジオから流れてきて、
Every sha la la la ~♪ ではないが、タイムスリップしたかのごとく、
あの頃のピュアな気持ちまで蘇った。

英文は1995年に美術について書かれた『The Story of Art』という本の一節であった。

グローバルという言葉がまだ今日ほど叫ばれていない時代であったが、
当時の私の心に、「世の中を既成概念や偏見に囚われずにピュアな目で見なさい」と強く訴える英文であった。

当時、常にただ一つの正解を出すことを求められ、そのことに懐疑的であった自分の気持ちとマッチし、興奮したのを覚えている。

「答えは色々あっていい!」

英文を読んだときに、筆者と英語で対話できたような気がして楽しくもあった。
日本語で読んだのでは味わえない感動であった。

その英文はこの一文で終わる。
…, even a glance out of our own window may become a thrilling adventure.
(そんな純粋な目を持てたら、)家の窓からちらりと見る外の風景も、わくわくする冒険になるかもしれない。

その日、家へ帰るまでのいつもの風景が違って見えた。

昨年12月の6年生(高校3年生)の最後の英語の授業のときに、
もの見極める純粋な目と自由な柔軟な思考力をいつまでも持ち続けてほしい
というメッセージをつけてその英文を紹介した。

さて、受験本番真っ只中の6年生は、今どんな英文と格闘しているのであろうか。
6年生諸君の健闘を祈りたい。 GOOD LUCK!

 

共学部6学年主任 英語科 塩沢 潔

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