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理数インターのグローバル『常識のコレクション』

2016/12/18

“Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen.” Einstein
『常識とは18歳までに培った偏見のコレクションである』アインシュタインの言葉です。

中学1年生が入学してはや8ヶ月。
英語を勉強し始めて8ヶ月。
まだヨチヨチ歩き。

常に『今教えていること』より気にしていることがあります。

それは教えたことの『定着度』と『運用能力』です。

なぜならば、英語教員の仕事は、
「教えることがゴールはなく」むしろ「教えてからがスタート」であり、
「生徒が英語を使えるようにするのがスタート」だからです。

手を差し伸べ、寄り添い、1人で歩けるように支えるのが仕事なのです。
赤ん坊に「教えたのに」や「何回言っても理解しない」とは言うセリフはあり得ないのです。

また、授業には『気づき』と『楽しさ』が必要なのです。まだヨチヨチ歩きですから。

さて、先月の授業の一コマ。

次の英文を正しく直しなさい。
Mike study hard.

生徒解答例は、
Mike can study hard.
Mike is studying hard.
教えたばかりだからできる。

「まだある?」の問いに、
Mike studies hard.
Mike does not study hard.
夏明けの内容、でも想定内。

私「まだあるかな」

「わかった!」
生徒の1人が思いついたようです。

答え合わせの前に、みなさんも考えてみてください。

ストーリーがあると楽しくなります。
ちなみに( )は1語とは限りません。

1. Mikeは一生懸命勉強する能力はあるのです。
He ( ) hard.

 
 1. でも(普段)勉強を一生懸命しません。%e3%81%8a
But he ( ) hard.

 

2. So(だから) his mother ( ) always angry every day.
(昨日も of course his mother ( ) angry yesterday.

 

3. 怒っている母親は、勉強しない息子に何と言いますか?%ef%bd%94

Mike, study hard!!

「なるほどー」
「確かに」と声があがります。

 

4. そして今彼は…勉強をしている所です。%ef%bd%91
He ( ) hard now…

 

解答は『カンマ(点)を打つ』でした。
『点』で教えたことが後に『線』になるのです。

 

アイディアとはまさにJ・ヤングの言う既存の要素の組み合わせに他ならないのです。

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( 砂浜美術館 http://www.sunabi.com/ )

「縛られた考えを解く(ほどく)、解ける(ほどける)楽しさを知る」

詰め放題の彼ら、彼女らの『常識のコレクション』を少しでも増やしたいと思います。

入試広報部 副部長・英語科 對馬洋介

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