従来、中学受験が学習習慣を身に付けるうえでの大きなチャンスではあるが、
その成果は受験結果によってのみ測られるべきではなく、成長曲線の一過程として結果を受け入れることが必要だと、保護者向けに話してきました。
そして、あまたある学校の中で、本校の特長を挙げるならば、
それは一人ひとりの生徒が持つ生来の良さを生かすことを前提とした「自己ベストの更新」と、
そのような教育環境を目指すという意味での「知的で開放的な広場」をスクールモットーにしている学校ですので、
ご関心あれば、引き続きウオッチしてくださいと、メッセージを送ってきました。
われながら、抽象的な話であり、ここまで本校を受験してくださったご家庭、あまつさえ入学を決めてくださったご家庭は、
きっと説明会でのボランティア生徒たちの自然体のおもてなしが、その決め手になったのだろうと推察しています。
そうであれば、その生徒たちの先輩である卒業生の大学合格実績を、事実に基づいて解析することも、
学校選択の一材料になるのではないかという考えから、
これからの説明会は、このエビデンスも明らかにした上での、校長メッセージにしたいと思います。
本校の大学合格実績の客観的な評価をおこなうためには、
他校の数値との比較も必要だと考え、説明会の参加者のニーズに沿ったデータを提供したいと考えています。
具体的には、今度の土曜日(20日)は、月例の学校説明会なので、入学偏差値等のデータも用いて説明します。
日曜日(21日)は、適性検査型模試の会場校になったことに伴う説明会を行い、 適性検査型入試を導入している学校群における本校の相対評価を、
ファクトをもとに説明します。
首都圏模試センター「適性検査型模試」 保護者会・本校説明会ライブ配信(予約不要)
校長 富士晴英