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校長blog 第23回「1月最終土曜日は、プレゼン・デー」

2025/1/27

理数インターの中学3年生は、卒業プレゼン。
同じく4年生(高校1年生)は、英語プレゼンテーションコンテスト。
女子部3年生は、卒業プレゼン。
同日開催です。

本校は、「知的で開放的な広場」を標榜しています。
知的というのは、自分で考えるという姿勢が原点です。
自分の言葉で、自分の思いを、伝えようとする試み。
それが、プレゼンテーションです。

ということは、本日の主役であるプレゼンターたちは、それぞれの発達段階・成長段階の集大成を、この日に披露してくれるというわけです。
楽しみにしています。

校長 富士晴英

「4年生 英語プレゼンテーションコンテスト」

中学1年生では、“My Favorite Thing”。
2年生は “My Dream”、3年生は “My Most Memorable Experience”。

本校では、人前で自分の「好き」や「興味」を言葉にすることを大切にしています。
そして、その気持ちを英語で表現する機会を、学年ごとのテーマに沿って発表しています。

4年生は今回、中学卒業時に執筆した論文を基に、英語でプレゼンテーションを行いました。

昨年度、論文を書き上げるにあたり、生徒たちは参考文献や客観的なデータを用いて自分の考えを言語化しましたが、今回はそれを要約し、さらに英語に書き直したものを発表しました。

3分のプレゼンテーションの後に、審査員のネイティブスピーカーからの質問に即興で答えました。
生徒たちはどんな質問がくるのか緊張した様子でしたが、その分、自分の言葉が伝わったときの喜びは大きいものです。
教室から出ていく生徒たちの足取りは軽く、笑顔で下校していきました。

今回のプレゼンテーションでは、少し大人びたテーマを、等身大の英語で表現することにこだわって指導しました。
生徒たちにとって、実際にはそのプロセスに難しさもあったと感じています。

ただ、要約する作業の中で、本当に自分が大切にしたい考えや関心のある学問領域について知ることで、今後の進路決定につながっていくのだと思います。

今回の経験を自信に変えて、自分の目標に向けて挑戦し続ける生徒たちをこれからも応援していきたいです。

4年英語科 有山美桜

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