最新情報

中学夏期講習「教養講座」

2024/9/9

今年の夏期講習は国語・数学・英語を中心とした教科講座に加え「教養講座」を3日間に渡り開講しました。
フランス語やロシア語などの語学講座、映画分析や映像制作、ミュージカル制作やダンスにドローン操作、
金融講座や文学散歩、プロの声楽家のレッスンに救急救命講座、レザークラフトに理科実験講座など32講座60名の教員(外部講師含む)が多彩な講座を展開しました。
歴史的建造物を訪ねたり、講座など座学をしたうえで校外に出る講座も複数ありました。

    

     

 

生徒たちは日頃の教科学習に加えてこのような講座が開講されることに一瞬の驚きがありましたが、それもつかの間、
32講座のプログラムを目にして「これ受けたい!」と目を輝かせました。生徒は自分が興味を持ったものを自ら選び、横を見れば後輩もいれば先輩もいる。
そのような環境は日頃はなかなか提供できません。それこそこの夏の教養講座の醍醐味です。

この講座は「学ぶことの本質的な面白さ」や「熱中して取り組む姿勢」を持って欲しいという私たちの願いから生まれた講座です。
生徒たちの「知りたい、やってみたい」という思いは大きな動機付けを生みます。
そしてその入口に立つにはまず「楽しそうだな」と興味を持ってもらうこと、そして先生方にはそれぞれの「マニアックな世界」の楽しさに引き込んでもらいました。
すべての講座には「学問の先に見える社会との繋がり」が意識されています。

   

   

講座は3日間×2時間=6時間の講座で生徒たちは日頃の授業とは一味も二味も違う講座に満足している様子でした。
生徒たちは、今は一つひとつの教科や科目の繋がりが見えていないかも知れません。この教養講座を通じて「それらはこの社会で繋がっている」というイメージを少しでも伝えたいと思います。

事後、生徒たちにはアンケートを取りました。
教養講座が「楽しかった」「来年もやって欲しい」という感想がありました。ここで回答しましょう。

「ぜひ!教養講座をもっと深く楽しむために、日頃の教科学習を深めていこうね」

進路支援部
清水雅史

Return to Top ▲Return to Top ▲