ウェブ会議システムを用いて、中国・日本の学校との交流会に参加しました。(日中合わせて6校が参加)
これは、交流会前に北京大学の講義動画を視聴し、そのテーマに沿った発表を各学校で行うものです。
テーマは「天文学における基礎物理学(Fundamental Physics in Astronomy)」です。
本校の参加者は5年生1名・4年生2名・2年生3名です。(うち、5年生と4年生は自然科学研究部天文部門の部員です。)
発表は日本語で行い、大学側に通訳の先生がいらっしゃるので生徒も安心して発表できました。
講義動画は「重力」をテーマにした内容で、かなり難しい内容でした。実際、話し合いの序盤は行き詰まりが多く苦しんでいました。
しかしながら、5年生を中心に書籍やインターネットで重力についてよく調べ上げ、知識を身につけたことで自信がついていったようです。
最終的には2017年のノーベル物理学賞をもとに、新規性のある話にまとめることができました。中学生も難しい内容をよく理解し堂々とした発表ができました。
さて、今回の成果はレポートやプレゼンテーションという形のアウトプットだけではないようです。
4年生たちがすてきなことを思いついたようで、きちんと形にできれば宝仙祭でお披露目できると思います。ぜひ、宝仙祭に見にきてください。
担当理科教員
==============
参加生徒の感想から。
「発表資料を作っているうちに、どんどんブラックホールや星のことを知りたくなりました。」
「どうしたら聞く人が理解しやすいかを考えて、工夫しながら原稿やスライドを作るのが楽しかったです。」
「この発表で天文学や物理学のおもしろさに気づくことができたので、これからも学んでいきたいです。」