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年度末こそ、箱根でロマンスを!

2024/6/3

こんにちは。鐵道部です。
私たちは2023年度最後の活動として神奈川県にある箱根登山鉄道(箱根湯本〜強羅間)で貸切運行を行いました。 
箱根登山鉄道は小田原から強羅まで15kmを走る路線です。

箱根湯本駅と小涌谷駅の間には、車輪とレールの間の摩擦に頼って走行する方式の鉄道では日本でもっとも急な坂が存在し、急坂を登るためのスイッチバックを3回行っているなど、世界でも珍しい路線です。
2024年3月25日、小田急新宿駅。快速急行小田原行きは雨の中、参加者24名+顧問2名を載せて旅立ちました。
快速急行の車内では、写真を撮ったり友達と話したりしながら、貸切運行への思いを高鳴らせていました。

小田原駅にて各駅停車箱根湯本行きに乗り換え、10分ほどして箱根湯本駅に到着しました。

普段は使われない4番線に渡り、今回の貸切列車である『アレグラ号』が見えてきました。
車両は箱根湯本駅を出発。すぐに電車は80‰の急勾配を走行し、最初のトンネル「湯本隧道」を通過しました。
隧道走行中は車内灯を消灯していただき、いつもとは違う、新鮮な体験となりました。
箱根登山鉄道の特徴でもある3回のスイッチバックを繰り返し、終点の強羅駅に到着。
少し長めの停車となったため、車掌さんのご厚意により、車両前面の行き先表示器を変更し撮影させていただいたり、私たち鐵道部のロゴマークを掲出していただいたり、貸切状態のホームで模型を走らせたりと様々なことをさせていただきました。

強羅駅を出発すると箱根湯本までを一気に走行しました。帰りの車内では、部員達から、学校を卒業された部の先輩方への言葉を述べた後、鐵道部のロゴマークが印刷されたNゲージのコンテナをプレゼントしました。
あっという間に貸切運行の終着点、箱根湯本駅に到着。箱根湯本駅周辺で観光した後、特急ロマンスカーはこね64号で新宿へ向かいました。新宿駅では23年度の活動の締めくくりの挨拶等を行い、解散となりました。
学校を卒業された先輩方と、部活動として最後の思い出を残すことができ、良い経験となりました。

今回の貸切に際して協力してくださった、箱根登山鉄道の方々、顧問の先生方、保護者の方々、部員の方々に改めて御礼申し上げます。

中学部長S,N

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