先日、合唱祭が行われました。
パンフレットのあいさつ文です。
合唱祭!
中学生にしかない学校行事です。
本番までに、クラスごとに、葛藤があったと思います。
そのやりくりが、みなさんの成長の糧になります。
ともあれ、「明るく、楽しく、一生懸命」に、「自己ベストの更新」を目指すことを、期待しています。
校長 富士晴英
ひとくちに中学生と言っても、学年ごとの成長過程や個人の意識は、さまざまです。
中学校の教員は、その多様性を受け入れつつ、健全な成長を願って、日々生徒と接していると思います。
学校行事は、その姿を間近で実感できる役割も、持っているように思います。
それぞれの学年、それぞれのクラスなりのパフォーマンス。
20クラスの生徒のみなさん。どうもありがとう。
この学校の生徒のいいところは、しらけたり、ふてくさるようなしぐさが、見受けられないところだと感じています。素晴らしいことだと、感謝しています。
それでは、この舞台を準備した音楽科の高橋さんから、コメントをいただきましょう。
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合唱祭は本当に難しい行事です。
音楽は誰もが好きなわけではないし、歌が苦手な生徒もたくさんいます。
でも全員で歌う。人前で歌う。
生徒に合唱祭のことを聞くと、一番最初にでてくるのは苦労話です。
熱意の差があったり、練習に人が来なかったり…一筋縄ではいきません。
でも、2000人が入る大舞台で他クラスの歌う合唱を聴き、実際に自分が舞台にたち
「このままでは終われない。」と熱くなる生徒もたくさん見ました。
舞台裏でそんな生徒の表情が見られるのは、運営をしている音楽科の特権です。
積極的にマスクを外して、練習の成果を見せようとする生徒の姿は本当に素敵でした。
音楽科 高橋くるみ