最新情報

中学blog no.22 ダイダイマストライ(Die die must try)

2023/11/11

「何で⁇怖いんだけど…なんかしたかな⁈」

中3がスピーキングテストを実施しています。
学習した内容に関して、英問英答で答える。
学習内容に関して、自分の意見を述べるという極めてシンプルかつオーソドックスな試験です。

普段は彼らを教えていませんが、学年から依頼が有り、面接官として参加しました。
“Do you think that blood type shows your personality?”
“No. I’m blood type A, I’m not a clean room.”
“Are you a clean room?”
“Yes.”
“What do you mean? You are not a room.”
“….Type A …,like clean room. I am not…,,.”
“Oh, you think type A likes cleaning but you don’t like cleaning.”
“Yes!”

意見を述べる最後の質問はこんな風なやりとりでした。
「本気を出せば、できる」とは言うけれど、人は常に本気を出していることの証左だと思います。

冒頭のセリフは、私が自分の思いをどうにか伝えようとしたことを評価した本日のMVPの1人は君だよ、と伝えたく、授業担当者に放課後私の元をくるように伝えた際の彼女の反応だそうです。
教員からの呼び出しに関して、本気で不安になったようです。
予想に反し、褒められた彼女は、もちろん嬉しそうでした。

ところでなぜスピーキングテストをするのか。
評価のため、というのは事実ですが、英語をこのように学べば良いという順序(英語だけではありませんが)はなく、いつどこで学びが起動するかはわからないからです。
例えば、今回のように数値化できない間違いを恐れず自分の意思を伝えようとする姿勢もそうでしょう。
分かりやすい数値で計る近視眼的な試験というものもありますが、多角的視点でいかに生徒を観るか、いかにモチベーションを上げるか、ここを忘れてはいけないのです。スピーキングテストはそのための手段の1つなのです。

日曜日から3年は、アジア研修でシンガポールとマレーシアに行きます。
普段私達が学校では教えないシングリッシュも浴びることになるでしょう。
コーヒーを頼んだら「ホ(ッ)ロコー?」と言われるかも知れません(hot or cold?の意)。
仮にまごついても、彼女は、ダイダイマストライ(Die die must try)精神で現地でも過ごしてくれることでしょう。
3年が何を感じ、帰国するのか、楽しみです。

英語科主任 對馬洋介

Return to Top ▲Return to Top ▲