さて、課題編です。
何人かの生徒に、改めて自分の振る舞いと会全体に関する感想を聞いてみました。
点数をつけると、50点や60点という返答でした。
私は、70点は取れたと思っています。楽天家なのでしょうか。
その根拠は、前回の成果編で書いたように、生徒と教員の信頼関係に基づく距離感を実感していただけたと思っているからです。
では、残り30点とは。
生徒とともにつくる説明会は、始まったばかりです。
不慣れや準備不足から来る不手際や間延び等が、多々あったことと思います。
事実、辛口のコメントもありました。
「全体的に冗長すぎる。台本はしっかりと作るべき。」
ご指摘は、企画の責任者である私が受け止めるべきと思います。
(ご指摘の後、「生徒はとても初々しくて素直な感じがうかがえた。」と続きますので。)
改善したいと思います。少しずつでも。
ご期待の向きは、是非、次回もおいでいただき、本校が成長しているかご覧いただきたく思います。
そもそも、生徒が説明会づくりに参加するのは何故か。
企画段階から参加した経験は、自ら振り返りたくなるものです。
そして、課題解決のためには、どうしたらいいか、何ができるかということを真剣に考え、試行を重ねるようになるものです。
それこそが成長のプロセスであり、この経験は、学習はもちろんのこと、その後の人生にも生かせるものです。
参加してくださった皆さんの率直な評価は、生徒たちの気づきを促し、自ら創意工夫していく能動性を喚起して下さるものと考えています。
次回の説明会までに、教員なりに、生徒たちなりに、それぞれが改善点を考え、上がってきた課題を互いに共有し、全体的な改善に結びつけていきたいと考えています。
なお、後日、20日(土)の第2回中学校説明会の具体的内容を、公表します。
どうぞ、お楽しみに。