わたしは、自画自賛は、しないほうだと思っています。
(教職員から、ツッコミは、はいるとも、思いますが…)
しかし、これは、自慢です。
本校の、2月1日午後入試。
全世界でも、たった1度のchanceである、新4科入試です。
この作問にかける、教員の思いと、受験生の共感を引き出そうとするバランスを見よ!
という感じです。
もともと、調子に乗ったわたしが、なんで国算理社が、ひとりの受験生に、それぞれで、試される必要があるのか?確認したいのは、総合力じゃないの?
という、無理を承知の問答を、4科の教員が引き取ってくれたところから、はじまった入試です。それを、しぶしぶか、負けん気か、嬉々としてか、わかりませんが、はじめてくれたこの入試。それが、本校の看板入試のひとつになりました。
それでは、共通テストや総合型選抜入試等の大学入試改革に先立っておこなったこの入試の作問者である、本校の某教諭からの、受験生のみなさんへの、温かくも、本質的な問題解説を、お聞きください。本校は、受けてよかった!という受験を心がけています。
校長 富士晴英
新四科特別総合入試は、国語・算数・理科・社会の四科を、一つの文章の中で出題する形式になっています。
これは、日常の現象の多くが一つの科目にかたよらず、様々な知識が総合的にかかわっていることを考えれば、当然の入試なのかもしれません。
したがって、対策としては四科の勉強をバランスよく準備してもらえれば大丈夫です。
ちなみに1月14日(土)の説明会では、その日のためにだけ作ったサンプル問題を紹介しました。
「おみくじ」の問題は、「5通り」と答えられれば「合格」です(算数)。
「太宰府天満宮」は福岡県にありますね(社会)。「菅原道真」は平安時代中期の人物ですね(社会)。
「雷」を発生させることが多いのは積乱雲です(理科)。
「ゲンイン」を漢字で書けますか(国語)?
当日はどんな問題が、どんな切り口から出題されるのか、ちゃんと勉強してきた受験生のみなさんなら「面白い」と思ってもらえるはずです。
どうぞ入試を「楽しんで」くださいね。