今回は「超顕微鏡の世界を探る」という内容で実施されました。
前回と比べて事前講義は難しく、専門性も高かったのですが、最先端の技術の話もあり、知的好奇心をくすぐるような内容でした。
そのような内容に対して、本校生徒が考えた発表テーマは「身近なマクロとミクロの世界」。身近なマクロの世界と顕微鏡によって広がるミクロの世界との繋がりをテーマにしました。
今回も参加生徒のほぼ全員が発表!フラクタル構造(同じ構造が合わさってできた構造)を軸に生物のからだ、芸術、建築、日本の亀甲文様と多角的な視点で発表していきました。多くの学校が顕微鏡のしくみや種類を発表していた中、本校の発表はそれらの発表に深みをもたらすような発表になりました。
また、各学校との交流では、本校生徒が一番に名乗り出て交流するといった積極性もみられました。
前回は物怖じしていた本校生徒が頼もしく見えた瞬間でした。
そんな積極的に取り組んだ中学2年生の感想を紹介します。
理科科主任 小畠 規寛
今回のテーマは「超顕微鏡の世界を探る」でした。
前回の「火山」のテーマよりも私の知らない専門的な部分が多くあり、少し難しかったのですが、学んだことも多くありました。
講義では脳細胞のニューロン(ミクロの世界)と宇宙(マクロの世界)の類似点や蛍光顕微鏡が今後、さまざまな病気の研究・解明にどのように繋がるかについてお話を伺いました。
私たちはこの講義を踏まえて、マクロとミクロの比較、ミクロと芸術、フラクタル構造について、フラクタル構造と芸術、身近なフラクタル技術という順にミクロとマクロを芸術的視点から発表しました。
他校の講義では蛍光顕微鏡の優れた点やカメラの仕組みなど、皆専門的な内容で興味深かったです。
最後に他校と感想を交換する場では、前回のA.N先輩の発言を参考にしながら話しました。中国の高校生の方が英語で感想を仰っていました。とてもかっこよかったので、私も高校生になったら英語で感想を伝えてみたいと思いました。それまでに英語の勉強を頑張ります!!
次回については詳細にはわかっていないのですが、「SDGs」に関連する内容と伺っています。どのような方面でお話を伺えるのか、とても楽しみです。
A.S
参加メンバー
発表の様子
全体へ感想を共有しているところ