愛媛県は、南予地区で、民泊体験させていただきました。
八幡浜ふるさと観光公社さま。コーディネート、ありがとうございました。
都会の高校2年生にとって、1宿3飯の、ひとさまのごめんどうになることが、なかなかない体験だったと思います。
南予のホームファミリーのみなさま。ありがとうございました。
ところで、南予とは。
愛媛県南西部です。わたしたちは、別府港から八幡浜港にフェリーで到着。
その後、集まってくださったファミリーのみなさまに面会。
民泊スタートさせていただきました。
教員も、それぞれのポジションへ。
担任のないわたしは、各所をめぐろうと算段を講じました。
しかし、南予は、広い。
当日午後、翌日午前、翌日午後に分けて車でめぐり、それぞれの土地の空気だけでも感じたいと思ったからです。
当日。西予市、宇和島市を経て、愛南町へ。
翌日午前。伊方町へ。
午後、大洲市と内子町へ。
わたしがいあわせたのは、開村式の八幡浜市と、離村式の大洲市・内子町です。
離村式で感じたことは、ホストファミリーも、名残惜しいと感じてくださっていることでした。
初めてお会いして、お世話になったかたに、生気ある存在感を感じていただける価値を、知らず知らずに、もっているということだと思いました。
若さがもつ意義は、素晴らしいです。
高校生が実感することは、案外むずかしいと思うので、あえて、身内が申しあげれば、若さの可能性は、誰にもはかれないので羨ましく、誰にもはかれないので尊重してあげたいと、まわりは配慮している、ということかもしれません。
みなさん、期待にこたえて成長してください。
前むきの失敗をくりかえすなかから。
わたしたちは、その試行錯誤こそが、たいせつだということを、知っています。
校長 富士晴英
愛南町で、猫に乗っかられてしまいました。頭髪の具合を、案じてくれたのかも…
2022年11月18日(金)(愛媛新聞)