冒頭あいさつということですが、感染状況が読み切れないので、ハイブリッド型授業を試行します。
ただ、精度は、つくりあげていきたいと思います。ということを、学校方針として発信しようと決めました。
とともに、ウクライナを知ろうという企画について、この時期だからこそ、発信したいと思いました。
わたしは、学校という教育機関に、政治を持ち込む必要がないと思ってきました。
いっぽう、わたしの世界観が壊される恐怖感が、この度の侵略戦争の推移で、感じ続けたことでした。
それは、人間への信頼が問われたということです。
わたしは、こういう事態になってしまったときに、ウクライナはもちろんですが、ロシアの中高生で、自分の将来を憂いている青年がたくさんいるだろうし、近い将来、そのように感じてしまう青年のことが、気にかかります。
それらの人たちの存在を想像しながら、企画を実行することにしました。
わたしの判断材料は、この講演会が、文化をとおして、固有の文化を、他者を、理解しようという企画であること。
そして、なにより、本校の卒業生が、もと担任をとおして、この企画を提案してくれたことです。
もちろん、本校らしく、生徒会・同窓会・父母会とともに、「知的で開放的な広場」として、とりくむつもりです。
校長 富士晴英