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広報室&校長&仲間たちblog “Over the Rainbow” 第61回 「部活はどうなっていますか?」

2021/6/10

一憂また一憂の学校運営が続きますが、生徒が楽しみにしているだろう部活や学校行事がままならないことが、気の毒です。
でも、大会は、GWから断続的に開かれています。
とくに最上級生は、事実上の引退試合ともなる場合もあるので、その準備と試合は、緊急事態宣言中であれ、やり切ってほしいと願い、参加してきました。
気になるのは、新入生の部活体験があとあと伸ばしになってしまっていることです。
8日より、平常授業(時差通学と短縮授業を切り上げて、通常時間割にもどす)に切り替えますが、この機に、平常部活を再開することにしました。
ここまで、さまざまな意見・異見もありました。もちろん、状況におうじて、対応をあらためて考えることは、いつものとおりです。
さて、みんな。お待たせしました。
ところで、ここまでの試行錯誤と四苦八苦ストーリーを、聞かせてくれるのは、やはり、生徒支援部長でしょうね。西村さん!

                                 校長 富士晴英


自分が生徒の時も、立場が変わった今でも学校生活の中心に部活動がある生徒支援部長の西村です。

昨年から続く新型コロナの影響。この2か月だけでなく、この1年半非常に苦しい中で全国の中高生は部活動を行ってきました。
その影響は例外なく本校も受けています。隣接する学校とは違い、決して部活動に力を入れているとは言えない学校です。
それでも、部活動や学校行事では生徒を大きく成長させます。その機会をこのまま失い続けていいのだろうか、生徒たちもしょうがないと理解しているが本当にしょうがないで済ませていいのだろうか・・・

考え抜いた結果はダメでした。普段とは違う形であっても、出来ることが少なかったとしても目の前にあるできる事を生徒と共に全力でやっていこう。こう思えたのも4月に部活動で見せてくれた生徒の姿のおかげでした。

引退試合、点差がついても最後まで必死に走り、チームのために体を張ってプレーを続ける姿に毎年背中を叩かれています。こんなにも生徒を強くたくましくそして思いやりのある大人に成長させてくれる部活動の機会を無くしてはいけない。
去年は部活動に入部できないまま夏休みを迎えてしまいました。今年は何とか希望者だけでも夏休み前に部活動に所属させてあげたい。と考えた結果・・・帰宅ラッシュに重なる事のない土曜日での部活体験会でした。
特に中学1年生は何部に入ろうかは様々な部活を見て、体験して自分が本気でやりたいと思った部活に入ることが重要です。そのために例年4月5月にやっていた仮入部も今年は出来ませんでした。
回数は少ないかもしれないが少しでも体験する機会と思い、6月12日(土)から毎週土曜日に開催するため、調整や相談を重ねてきました。

そこに朗報が!6月8日(火)より平常授業・平常部活に!
良かった!まだ安心はできないけど、出来ることが増えてきた!

みんな、今の環境は当たり前ではない。平常や通常というものだっていきなり奪われることもある。それを体験してきたみんなだからこそ、この環境を大事に守っていこう。

「久しぶりに体を動かしてスッキリした。」「楽しかった。」「やっぱり部活がないと!」そんな言葉を笑顔で言われたら、また力がみなぎってきます!学校っていいな!

学校に笑顔と活気を! 部活大好き生徒支援部長 西村修平

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