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#61 よく来たね

2020/12/1

 師走を迎えました。

 残暑厳しい8月の下旬に始まった2学期は、秋の宝仙祭を過ぎ、そして木枯らしが舞うこの季節に学期末考査を迎えようとしています。長かったなあ、と改めて実感しています。

 そして先月、やっと中国からの4人の留学生も迎えることができました。長らくオンラインでやりとりをしていた分、直接会えたときの感慨はひとしおでした。2週間の自主隔離を経て、いよいよ学校生活を始めた4人を迎える歓迎会が先週開かれました。制服もまだ間に合わず、私服姿が初々しい4人がそれぞれコメントをくれました。

C組 周くん
「宝仙高校はとてもいい学校です。先生たちはとても良くて、先生たちにいろいろとお世話になりました。クラスメートの皆もたくさん助けてくれます。学校のカリキュラムもとても良くて、楽しんで勉強できます。」

D組 辛くん
「日本に来て、一人暮らしをして、一人でやらなければならないことがいっぱいあるけれど、毎日がすごく新鮮で、楽しいです。」

E組 薛さん
「もうすぐ期末試験なのに、みんなが時間をかけて私達を歓迎するのは本当に感動しました。みんなもすごく優しいし、高校の3年間は絶対にすごく楽しいと思います。一緒に頑張りましょう。」

F組 文くん
「実は、こんなに多い人の前に立って話すのは初めてではないのですが、それでも心がわくわくしています。皆さんが笑顔と拍手で私達留学生を歓迎する光景を見て、すごく楽しかったです。ありがとうございました。」

 ひとりひとりを空港まで出迎え、また一人暮らしを始める4人の買い物から食事まで付き合って下さった学年の先生方の献身的な姿勢が生徒たちにも伝わったようです。あっという間に交流の輪が広がるのは流石です。温かく歓迎する雰囲気に4人の不安も少しは解消したのではないでしょうか。

(国際交流部・右田邦雄)

 

 

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