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凱風快晴(校長with広報室blog)第21回「文化祭とは。~理数インター高校生編~」

2019/10/23

 文化祭と修学旅行は、たいていの学校にあります。
 さて、なんのためか。
 私は、修学旅行とは、自分でできることを、試みるために、行くのではないかと思っています。
 見に行くためでは、もちろんなく。学びに行く、より熱量高く。
 サンフランシスコとその周辺に訪れる、スタンフォード大学訪問と、シリコンバレーでのプレゼンテーションの機会は、まさにそういう意義だと考えています。
 では、文化祭は。
 葛藤をとおして、成長するためです。特に、高校生にとっては。
 偶然性によりできたクラスというユニット。その中で、「クラスベスト」を目指すことは、「自己ベストの更新」を目指すことよりも、難度が高い。まして、多感な思春期で。
 それでも、妥協なく、そこにチャレンジしたクラスがあります。
 本校は、今年度の4年生(高校1年生)から、「内進生」と「高入生」をミックスしたクラス構成にしました。ハイブリッドこそ、ダイナミズム。そこで生まれるケミストリーのたくましさに期待したからです。
 そういう手応えがあったクラスがありました。
 演劇へのチャレンジ。固唾を飲んで見守った(?)多くの教員が、興奮さめやらぬていで、話してくれました。
 近々、インタビューしたいと思います。どうして、あえて、お互いに踏み込む環境を自らつくろうとしたのか。
 私が言語化できるようなら、そして、彼ら彼女らの理解が得られれば、あらためて、お知らせします。
                          校長  富士晴英

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