6月1日(土)、SingaLife主催のイベント内での講演会・パネルディスカッションが、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで、「わくわくすることを自分で見つけるために」というタイトルで、行われました。私は、パネラーの一人として、参加してきました。
パネラーは、「ビリギャル 」こと、小林さやかさんと、日本の学校やシンガポールの塾の代表者等でした。
オーデイエンスは、100名くらいだったと思います。
(登壇者プロフィールはこちら)
私が特に印象に残ったのは、このパネルデイスカッションに先立って行われた、小林さやかさんの講演会でした。
講演会自体は、どんなときでも自分を信頼してくれた人たちに応えようとすることが、自立的学習の原動力になったという経験談だと思います。
そこにもっていくまでのプロセスと登場人物たちのエピソードの語り口が、とてもおもしろい。
ストーリー性、エンタテインメント性がありました。
そのうえで、じつは、私が、印象に残ったのは、小林さやかさんのメッセージでした。
私が普段から発信しているものと、同質のものだったように感じたからです。
子どもの「自己肯定感」をサポートしましょう。
偏差値よりも学習歴が大切です。
自己肯定感があれば、自己ベストの更新を目指せます。
と、私には、聴きとれました。
間違いなくパネラー最年長の私と、おそらくは最年少のかたのメッセージに、同質性がある。
毎度の私のメッセージは、日本の教育を課題を考えるうえでの、キーワードになっているのではないかと、感じた次第です。
校長 富士晴英