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不如楽之者(校長with広報室blog)第90回「帰国生は、個性を生かせばいい。それは、国内生も同じこと」

2019/5/15

コロンバス(オハイオ州)、シカゴ、ニューヨーク、ワシントンで直接受験生とその保護者に会うことができるツアーから帰国しました。
「スカウティングが重要なので、校長が来ました。」
第一声です。

4都市で、兄弟姉妹でいえば、43人分の個別相談をしました。
わが子を愛おしく思う気持ちは、国内の保護者のみなさんと、もちろん、変わりません。
しかし、わが子がアメリカで楽しく過ごしている分、国内受験生は、もっとシリアスに勉強しているのではないか。これで、大丈夫だろうか…
そういうご心配も、滲みます。

お察しします。
が、大丈夫です。
本人に自己肯定感さえあれば。
自己肯定感があれば、自己ベストの更新を目指すメンタリティが育ちます。
いま、置かれた環境でできる最善のことをさせてあげてください。
最善のこととは、なにか。
それを、お子さんといっしょに考えることのほうが大切です。

しかし、それは、帰国生に限りません。
マジョリティの国内生も、同じです。
好きが高じたものは、学習歴となります。
それは、個性的なものだと思います。
その個性で勝負してみてください。
受験のためではなく、未来のために。

ただし、個性だけでは、長い人生を生きることはできません。
経験が必要です。
失敗が大切です。
小さなステージでいいので、マイクを握ることに慣れる経験と失敗。
その失敗からの自分自身の気づきが、待っています。
私たちも、待っていますよ。

明日のプレミアム相談会を含め、ホンネでコミュニケーションする機会を、いつでも開いています。
遠慮なく、お問い合わせください。

富士晴英

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