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中学blog no.5「天秤」

2018/5/29

中1学級委員たちと昨年度の中1学級委員代表が3回目の顔合わせ。
前回の中1の学年集会を見学しての開催である。
彼女はかわいい後輩に伝えたいことがたくさんあるらしい。
集会に関して後輩に良かった点、悪かった点をクラスごとに聞く。
次に、クラス毎のコメントをまとめる。

入場までに時間がかかった。
静かになるのが、前より早くなった。
次回は先生ではなく、自分たちが指示をきちん出すと良い。
色々意見が出た中、まとめ方は、なかなかコンパクトで良い。
彼女が伝えたことは「出た改善策を当たり前のことにすること」と「事前の準備がいかに大事か」であった。
この2つは私が学年主任として昨年彼女を含む学級委員たちに教えたことだ。

「私が集会や行事でマイクを持つことはないので私(や教員)を先回りすること」
言われて何かをするようでは、次元が低いから。

「自分が目立つのではなく、周りの友人を目立たせること」組織を動かす楽しさの真髄はここにあるからである。
そのためには、事前に仲間と共に、知恵を絞り、たくさん考えることが必要となる。

ここに天秤がある。
片方の皿には、私が彼女たちに与えたたくさんの裁量権と言う名の「自由」。
裁量権を与えないと人は考えなくなってしまうから。
しかしこのままでは傾いてしまう。
傾くということは、「自分勝手」に変わってしまう。

当然、天秤が釣り合うには、同じ分だけ何かを載せる必要がある。
それは何か。
チャレンジという名の「信用」である。
自分たちで考え、行動する。結果は二の次。まずはその積み重ねから。
そして、やがてそれは信頼へと変わる。
頼りにされると人は期待に応えようとするものだ。
信用の高さに自由の重みは比例する。そして責任とは何かを学んでいくのである。
この天秤の元の話は平光雄さんによるが、いつ子どもたちに話しても心に響くようだ。
何か新しいことを成し遂げるには、過去から学ぶのが一番。私同様、先人に学べば良いのである。

先週の土曜日は、校長不在の中、学校説明会が実施された。
司会は彼女。そして、その彼女の話しに触発されたたくさんの学級委員たちとその仲間、総勢40名を超えるお手伝いであった。
昨年の一年生も積極的であったが、今年も頼もしい。
後日一年生に説明会の手伝いのお礼も兼ね、「どうして手伝おうと思ったの?」と質問。
複数の生徒から「去年、説明会に来た時の先輩みたいにやりたいと思ったから」「先輩が優しかったから」等々。

歴史は繰り返すのが常である。ならば、より高みへ向かう循環こそが望ましい。

総務部長 對馬 洋介

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