あれから4年が経ちました。
ニュースなどを見ると「早いもので・・・」という言葉を聞きますが、子ども達を預かる学校からすると、あの日のことは忘れることができません。
東日本地域の復興をお祈りしつつ、来たるべき「次」に向けての備えの必要性を改めて実感しています。
添付のPDFは、あの日の本校の対応です。
あの日は通常授業でしたので、多くの生徒が校内にいるという状況でした。
また、ロボットコンテストが慶應大学の湘南藤沢キャンパスで行われており、2ヶ所に生徒が分かれているという
避難訓練の通りグラウンドに避難し、全員の無事を直ぐに確認しました。
地震発生から1時間後、徒歩の生徒は帰宅させましたが、その他の生徒は保護者が迎えに来るまで校内に留めることにしました。
そのうちに携帯電話はもちろん緊急連絡回線も固定電話も繋がらなくなり、HPのみが保護者への連絡手段となりました。
校内に備蓄していらレスキューセット(水・食料・ブランケット等)を配布し、お迎えに来る保護者一人ひとりに対応していきました。
所在がつかめないという生徒も、ケガ等を負う生徒も一人も出さずに全員を帰宅させえることができました。
ロボットコンテストに参加した生徒も、全員が無事に帰宅したことを確認できました。