9日に、3学期始業式。
おい、みんな。3学期は、決算期だぞ!
でもな、ゆとりは、大事だぞ!
いつものことですが、校長先生、危なっかしいです。
それを救ってくれたのが、萩原鼓十郎せんせいです。
彼は、中学2年生の弟が、うちにかよっておりまして、そのお兄ちゃんです。
彼は、素敵な青年です。
1年前に、初めて会ったとき(かってに来ました。呼んでません)、雑談の中で、「理系の子」というアメリカの本が面白いよ、と伝えたら、間髪を置かず、「貸してください」と、言ったことを、覚えています。
いまどき、本を返しにくる口実で、もう一度、私に会いに来てくれる20代そこそこの青年がいるのかと、こころが動きました。
その彼が、人類未踏峰のヒマラヤ山脈のラジョダダ峰に登って、生きて帰って来たとやら。
彼は、大商社のM商事やめて、ラジョダダへ。
おもしろいなぁ。
生徒たちへの始業式後の講演会では、苦労話しになるかと思いきや、「次は宇宙に行きます」という話です。
お兄ちゃん。かっこいいぞ。
宝仙学園中学・高等学校
校長 富士晴英