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中1 Blog 第20回「一度ロボットを目指す」

2017/11/6

《君のシンギュラリティ》

アメリカの発明家・未来学者であるレイ・カーツワイル氏が「2030年代初めにコンピュータが人間の知能と同じレベルに達し、2045年には人工知能の性能が全人類の知性の総和を越える」と述べました。これを「(技術的)特異点、シンギュラリティ」(Technological Singularity)と言います。それがどういう世界になるかは私には想像はつきません。人間は人工知能の被支配者となるのか、それとも人間はさらなる進化を遂げるのか。考えると多少不安でもあり、ワクワクもしますね。蚤はあの小さな体で1メートル程ジャンプすると言われています。人間に換算すれば何百メートルも飛べる計算となるのです。そのくらい凄い世界が待っていることなのだと思います。

人間は「生き残る」以外に「自分の存在を越す」ようにプログラミングされているのではないかと思います。その過程で「自らのロボット化」を目指すことがしばしばあります。先日イッテQというテレビ番組でブーメランを連続で5つ投げ、かつ全てをキャッチする企画に参加していた芸人のみやぞんさんも成功するための秘訣として同じようなことを言っていました。

「感情の塊」である人間が感情を「排除」するニュートラルな「ロボット」を目指すと無駄な動きも減り、集中力も研ぎ澄まされます。能力が開花するのです。何かを成し遂げるためには《「何も考えない」を「考える」》ができるようになると結果として「考えず」とも物事を簡単にできるようになり、何かを極めていくのです。そういう人を私たちは「すごい人」と認識します。例えば英単語、漢字、計算練習等、何でも構いません。「ロボット化」の域まで取り組んでみよう。その総和の先には君の「加速度的な変化」が待っているはずです。

中1 学年主任 對馬 洋介

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