ジュゼッペ・アルチンボルド《庭師/野菜》
《Refresh~飽きなき秋》
皆さんの夏はいかがだったでしょうか。部活に力をいれた、家族との時間を大切にした、
普段できないことに取り組んだ、友人と楽しい時間を過ごした、趣味に没頭した等、
充実した夏であったのではないか、と始業式の生徒の顔からは伝わりました。
その楽しく暑かった夏休みも終わり(まだまだ暑いですが…)、季節は秋へと向かいます。
生活リズム、学習リズムを大切に、飽きることなく貪欲に勉学、行事に真剣に取り組んでほしいです。
読書の秋、食欲の秋、芸術の秋…それぞれの秋を満喫しましょう。
《Remember~人に迷惑をかけなければそれでいいのか》
9月1日の始業式の後は、地震を想定した避難訓練を実施しました。
約1000人の在校生がグラウンドで一堂に会しました。
「自分の命を最優先に守ること」そして「次に周りの人に声を掛け合うこと」と言った話がありました。
「備える」こと「自分で判断する」こと。とても大切だと思います。
「自己責任」最近よく聞く言葉です。
また、「私は誰にも迷惑かけていないからとやかく言われたくない」、そんな言い方も耳にします。
でも、それは裏を返せば、「他人のことはかまわない(どうでもいい)」、「私は他人に迷惑をかけられたくない」宣言です。
まるで「孤立」したい、かのように思えます。「迷惑の掛け合い」が前提での助け合いが「自立」した人の行動だと思います。
日々の学校生活でも生徒の誰一人が孤立せず、助け合う「相互支援」を願っております。
《Record~自己ベストを更新するためには》
「人に親切にしよう」「ようこそとおかえり」「自己ベストの更新」が始業式での校長挨拶の話でした(詳細は本校校長ブログをどうぞ)。
いつでも、いくつになっても挑戦するのは大切です。2学期は1学期の自分を超えることを家庭で、友人等に「宣言」し、過ごして欲しいと思います。
その前に「自己ベストの更新」をするにあたって必要な力は何か。それは「鳥瞰力」です。
今の自分がどこにいるのか、今の自分に何ができ、何ができないのか等、「反省する力」と「自分を客観的に考察する力」です。
絶えず、弛まぬ前進をする必要はありません。三歩進んで二歩下がる、そんな歩みで一向にかまいません。
リフレッシュを終え、1学期の自分を思い出し、記憶に残るちょっと頑張る新しい自分を今から想像してみませんか。
中学1年 学年主任 對馬 洋介
追伸:アルチンボルドの絵を逆さまにすると…