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第24回 理数インターのグローバル 「南の島からの来客」

2017/4/20

今日はフィジーからお客様を迎えました。フィジーといえば南太平洋の楽園、ラグビー強国というイメージがありますが、英連邦の一員として英語留学先として注目されている一面もあるのです。そんなフィジーの学校の校長先生と留学担当の先生方3名が来校され、本校の教科理数インターの授業や中学生の英語の授業を見学されました。日本の「先進的な」授業を見学したい、というリクエストでしたが、一番最初に驚かれたのは生徒が昇降口で上履きに履き替えることでした。靴を脱いで屋内に入るのは日本の習慣でもあり、また掃除の手間を省くものだという説明に大きく頷かれていました。

 

 先進的、かどうかは別として中学二年生の「理数インター」の授業では言葉を使わない自己紹介、という活動を見てもらいました。身振り手振りで自分の好きな教科や趣味を相手に伝えるのです。グループのメンバーが一生懸命に発表者のジェスチャーを理解しようとしていたのが印象的でした。話し手だけでなく、聞き手も自分の役割を果たしてこそコミュニケーションは成立する、という共同作業(コラボレーション)の確立がこの活動の根底にあります、と説明すると、これにも大きく頷いて下さいました。フィジーの学校では英語を公用語として使っており、ときにコミュニケーションの妨げになることもあるそうです。数学の授業を見学しているときに、ある先生が「母国語でこうした概念を学べることは素晴らしいこと」とおっしゃいました。裏を返せば「自分たちの母国語で学ぶことができない大変さ」を訴えていたのです。「だからこそ、コミュニケーションを成立させるためには相互努力が必要なのはすごく分かる」と。教科理数インターの活動を、フィジーならではの観点で評価していただいたことは新鮮でした。

 

 昼休みにはカフェテリアで生徒たちと昼食をとりました。接待役は中2・中3のグローバル生です。生徒たちだけでその場を切り盛りしてもらいましたが、時間いっぱいまで自分たちの学校生活のことやグローバル経験を紹介し、またフィジーのことを色々と教わったそうです。そのホスピタリティに先生方はいたく感激し、喜んでくださいました。きっと双方にコミュニケーションを成立させようという強い思いがあったからでしょう。素晴らしいコラボレーションが生まれたようです。

 

『ぜひ今度はフィジーでお会いしましょう。』校長先生からのメッセージを在校生のみんなに伝えます。                   (共学部高等部教頭・右田邦雄)

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