生徒が、プレイヤー。教員は、コーチ。保護者は、サポーター。OBとOGは、後輩のための兄と姉。
と、想定しているわたしには、生徒以外は、みな学校の「裏方」です。わたしも、そうです。
わたし以外のひとに、そのあたりの感覚を話してもらえれば。
それでは、まず、教頭の中野さんから。
校長 富士晴英
HPをご覧になっている皆様、こんにちは。
宝仙学園中学校・高等学校で教頭をしている中野と申します。
あと『校長blog』も100回まで3回となり、学校長より依頼を受け2回シリーズで『裏方の仕事』として学校の裏方をご紹介したいと思います。
1回目は中野が教員を中心に、2回目は土屋事務長が職員を中心に紹介します。
生徒の皆さんからよく見える授業が『表』の仕事だとすると、皆さんから見えていない『裏』の仕事が多数存在します。
私事になりますが、一昨年までは入試広報部長も努め、説明会では登壇し募集要項を説明したりと表舞台にでることもありましたが、昨年からは教頭業務を中心に行っています。私と塩沢教頭は、皆さんからは見えない『裏』の仕事をしています。学外の方からも多方面にわたり連絡が来てその対応をします。学内の先生方からは、皆さんが楽しく学校生活を送るために日々相談が来て忙しく仕事をしています。
しかし、本当に忙しいのは、生徒の皆さんを指導しながら裏方作業までこなすすべての先生方です。生徒の皆さんからは、授業中や部活動などで教えてくれる先生の『表』の姿しか見えていないと思いますが、実は裏で授業の準備・クラス運営のための準備・行事の準備・保護者への連絡・入試問題の作問・生徒募集のための活動・その他各部署の仕事等など、千手観音のように仕事をしています。特に部長・学年主任・教科主任の先生方は、忙しい先生方をとりまとめ全体の舵取りをしてくれています。
そして、何と言っても保健室にいる養護教諭の先生方は、皆さんの病気や怪我の対応から、心のケアや学年の先生方との共有にいたるまで本当に隙間時間なく仕事をしています。
これも全て、生徒の皆さんが学校生活を楽しむための『裏』のしごとです。
生徒のみなさんに見えている『表』の仕事は、氷山の一角で業務のほんの数%パーセントです。
皆さんのより良い学校生活を送るため日々ご苦労されている先生方の喜びは、生徒の皆さんの成長です。たくさん頼って、たくさん相談して、たくさん勉強して、たくさん失敗して、たくさん考えて少しずつ成長をして、自己ベストを目指してください!!
そんな姿を見ることができたら、『表』の仕事も『裏』の仕事も報われ、新しい教育への活力が生まれると思います!
中野 望
次回は土屋事務長にバトンを繋いで、裏方の仕事②として、 事務員や用務員、警備員のみなさんの仕事を紹介してもらおうと思います!
※アイキャッチの写真は4月に行われた新任の先生方の研修です。