受験生の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
学校や塾に通うことができなくて不安な気持ちの人もいるかと思います。
この期間をマイナスの期間と捉えるのではなく、自らの力で学ぶための期間と考えると、不安が少し和らぐかもしれませんね。
さて、広報室ブログリレーも部長の中野のところまで回ってきました。
隠れ広報室メンバー米澤先生含む5名のブログを読み直して、改めて自分が仲間に恵まれていて、どのような状況でも常に新しいことを考えているメンバーであること実感しました。
私の考えていたこと、お伝えしたいことはほとんど広報室のメンバーが書いてくれています。
私からは皆さんも気になっている2021年度入試要項について考えていることをお伝えしたいと思います。
2021年度入試要項はある程度かたちとなっており広報室で検討を続けているのですが、このような不安定な時期です。
これからどうなるかも見当がつきません。状況を見ながら、皆さんにとって不利にならないように修正をしていきたいと考えていますので、例年より発表が少し遅れます。
中高ともに募集要項案は6月頃、確定版は9~10月頃になると思います。
とは言ってもメインの入試については大きく変わらないように配慮はしていますので、昨年度の要項を確認していただきながら準備を進めてもらえたらと思います。
この3月・4月で「入試準備の遅れが不安」という受験生のために、中学受験では入試回の増設や、新しい入試の設置など実施できるかを現在検討しておりますので、今しばらくお待ちください。
高校入試においては共学部・女子部ともに大きな変化は考えていませんが、果たして内申点がでるのかどうか・・・、こちらも状況を見ながら判断をしていきます。
宝仙の入試は受験生が自分の得意な入試でチャレンジするという形をとっていますので、今はそれを磨く時期と思ってもらえたらと思います。
また、共学部理数インターを考えてくださっている海外在住の帰国生の皆様の中には、滞在国の事情でより厳しい状況の方もいるかと思います。
各国の様々な状況の中、急な帰国が決まることもあるかと思います。そこで、これまで年3回定期的に編入試験を実施してきましたが、回数を増やす方向で考えています。
また、本校の教員が調整できるようでしたら、それ以外の日程でも柔軟に試験日を設定させていただきますので、ご帰国における編入については何でもご相談ください。
===問い合わせフォームのリンク====
富士校長が校長に就任して6年目を迎えます。「知的で開放的な広場」という学校のコンセプトで学校長とともに生徒募集に取り組んできました。
その中で私が目指してきた広報は、入学前のイメージと入学後のイメージの差(ギャップ)が少ない広報。
これが一番良い広報と考えています。
教員と生徒そのものを見てもらう広報をしたいと思い、色々なことに挑戦してきました。
一般的に私立学校は沢山の生徒に入学をして欲しいので、自校の良いところばかり・発表する生徒は一番輝いている生徒をメインに広報します。
私も同様に宝仙の良いところを皆さんに知っていただきたいのですが、学校は良いところもたくさんある一方で大変なこともたくさんあります。
ですから、よりリアリティをもって学校広報をすることに努めています。
来校をしてくださった皆様に隠すことなく学校は見ていただきますし、校内見学や個別相談をしてくれる生徒には「受験生や保護者の皆さんには何でも話して大丈夫!」と伝えます。
そもそもお手伝いをしてくれる生徒は挙手制で、こちらからセレクションはしません。
生徒の口から「ここが宝仙のおすすめです!」とか「ここはちょっと・・・」ということもリアリティをもって伝えてもらうことで、入学前と後のギャップを小さくなっていきます。
実際に我々教員が話すより、「学校のことがよく理解できた」という受験生保護者のご意見もいただきます。
また、登壇してマイクを握って話をしてくれる生徒にも台本はありません。
自分の思ったことを思ったように話してくれることが宝仙のスタイルで、より生徒のことを理解していただけると思っていますし、生徒にとってはプレゼンテーションを経験する良い教育の場とも考えています。
そのような生徒の自然な姿を見ていただく説明会や校内案内が、今はできない状態です・・・。
動き出しの早い中学受験においてはテレビ電話(zoom等)を使用した個別相談やライブ配信等で少しでも学校のことを知っていただけるよう広報を開始しました。
もし、「こんな学校案内やWEBでの対応があったら嬉しい!」という声がありましたら、先ほどの問い合わせフォームより広報部長中野宛にご連絡ください!
広報室で実現に向けて考えてみたいと思います。
コロナウイルス感染拡大がおさまり、皆さんが学校にお越しになれる状況になりましたら、是非学校を見に来ていただき、
生徒に直接「この学校ってさぁ・・・」と我々教員には聞きづらいようなことも含め、何でもお聞きください!
私自身もいつもとは違う状況なので、自分で考え、工夫し、新しいことに挑戦し、新しい自分を発見できる、そんな時間にしたいと思います。
学校で受験生の皆様とお会いできる日を心よりお待ちしております。
教頭・入試広報部長 中野 望