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凱風快晴(校長with広報室blog)第61回「2021年度入試に向けて。広報室へ」

2020/4/9

 正直、緊急事態宣言が発効する1日前に、ともかくも「入学式」ができたことは、よかったと思っています。
 前日の始業式も含め、やらないことには、大事なことが始まらないからです。
 教員と生徒との信頼関係なくして、「全日制普通科」という設定は、成り立ちません。

 だから、オンラインで、ホームルームも、個別面談も、授業もやってみるのですが、その空白をどう埋めるのかが、目的ではありません。
 現時点では、5月7日に再開したときに、あるいは、初めて会ったときに、「やあ!〇〇さんだね!直接会えて嬉しいよ!」と、いうために、コンタクトをとるのです。

 だいじょうぶ。みんな。3週間のロスは、1学期を3週間延ばせば、回復できる。
 私たち宝仙学園中学校・高等学校の教職員は、8月8日終業式のつもりで、授業再開を待っています。

 ただし、一番心配なのは、大学受験生。この3週間を、保証してほしい。センター試験に替わる試験をはじめ、名のある私立大学や国公立大学は、最低3週間、受験日を、延期してほしい。でも、私は、意見を述べるだけの立場。固唾を飲んで、状況を見守るばかり…

いや!自分で決めることができることは、校長なので、ある。
たとえば、本校の入試。
こんな状況の中で、本校にアクセスしてくださったかたは、「相思相愛」の可能性が高いと思う。休校期間中に、アクセスしてくださったかたには、優遇しようか!

具体的には、いつものように、きみたちが、考えてください。
私立なんでね。
「学の独立」も「独立自尊」も、ほぼおなじじゃないの。
うちも、自分の頭と力で考えよう。

                               校長  富士晴英

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