8月31日と9月1日の2日に渡ってJ:COM中野のデイリーニュースでダンス部の夏を特集していただきました!
実は今年3月に行われた新人戦大会でも密着していただき、そこではまだ入部したての1年生も4ヶ月経ち、今回の放送では成長した姿を見せてくれていました。タイトルは「ダンスにすべてを懸けた少女たち」です。顧問が言うのは何ですが本当にすべてを懸けたなと思います。
夏は大会シーズンです。今年は予選大会も合わせ計6つの大会に出場しました。大会の日程も過密で体力的にも精神的にも辛くコンディションやモチベーションをどう持っていくべきか指導者として悩むことが多かったです。
番組で紹介されていましたが、このチームの今回の「贖罪」という作品は最初から評価され結果を残したわけではありませんでした。6月の全国大会では多くの学校が高3の集大成として位置づけている中で新チームとして出場したという難しさはあったかもしれませんが結果は褒められるようなものではありませんでした。顧問としては夏まで時間があるしこの作品自体違うものにしようか?と提案しようと思ったほどでした。しかし、そんな事を言う前に「この作品で勝ちたい。この作品をもっと極めたい。」と言ってくれた部員達がいました。部員が信じてくれたからこそ顧問も頑張れました。
そこから大会の結果を分析し自分達に足りないものを客観的に捉え、最初の40秒の音を別のものにし振り付け構成も変え衣装も変えました。
また、まずは顧問の「本気」を見せようと7月の期末試験終了日には「プランニングシート」というものを作成し渡しました。そこに明記した筋トレの内容も従来のものから大幅に変え時間もかなり長くしました。
変えたから強くなったわけではなく、みんなが「本気」で変えようと思ったから強くなろうと思ったからチームに大きな変化が現れ結果を掴み取ることができたのではないかと思います。
夏の最大の目標は、最も出場校が多くダンスの甲子園と呼ばれる「ダンススタジアム全国決勝大会」に3年連続で出場すること。
ダンス部にはいくつかの全国大会があります。その中でも多くの学校がダンススタジアム全国決勝大会目指して頑張っています。
今年出場できれば3年連続全国決勝大会という快挙。しかも今年は記念すべき第10回大会。が、ブロックは去年の決勝大会出場校が32校中13校いるという激戦ブロック。本当に危機感しかなかったです。勝ち抜けるのはたった8校。それを勝ち抜き3年連続全国決勝大会は本当に立派です。快挙だと思います!
<バブリーダンスで大注目中!登美丘高校ダンスと>
決勝大会の結果は55チーム中34位!この大会での最高順位は2015年の39位でした。そこから16点アップし319点の34位。
歴代最高点、最高順位です。しっかり自己ベスト更新しました!
関東では12位、東京都で5位です!
関東甲信越予選ブロックからは全24校出ています。やはり上位を占めるのは関西勢。
関西勢との力の差を感じましたが今年はベスト8に東京都の狛江高校と埼玉県の山村国際が入賞しています!同じ関東として嬉しく思います!
改めておめでとうございます。
夏の大会はダンススタジアムだけではないのでこれから振り返っていけたら・・・と思います。
また顧問の目線ばかりではなくこの夏を戦い抜いた部長・副部長や次世代を担う高Ⅱ、フレッシュな高Ⅰの目線でのレポートが書けるようにしたいなと思います。
最後に、私も高校からダンス部に入部し青春したい!全国大会目指したい!という方は9月30日(土)に行われるオープンスクールの体感講座に「ダンス部体験」がありますのでご予約ください!予約はこちらから。
入試広報部 ダンス部顧問 氷室 薫