進路支援部長の清水さんが中心となって企画する「進路の日」が、今年度も、1学期末に行われます。
この日は、中高一貫校にふさわしく、中学1年生から高校3年生(6年生)までの全生徒が「自分の進む道を考える」(「進路の日」副題)日です。
概要を説明すると、全体が3部構成。
第1部は、全学年対象に、「社会で働く先輩の声を聴こう」。今年度は、2期生の原さんの基調講演と、司会も務める9期生の坪田さんと佐藤さんとのクロストーク。
ここに、在学時に原さんの数学担当教員だった田村さんが加わります。
第2部は、高校生と中学生に分かれます。中学は1・2年生が、本校保護者による「職業講演会」です。
保護者のみなさん、ありがとうございます。3年生は、本校の重要行事の一つである「卒業プレゼン」の準備です。こちらも、間もなく本番です。
高校は、4・5年生が、「大学の先輩の話を聴こう」。11期生と12期生の先輩がたが18人も登場します。
そして6年生は、「大学の話を聴こう」。志望者が比較的多い大学が9校参加します。
第3部は、高校生対象。4・5年生は、これからの学校生活をとおして、どのように「自分の進む道を考えるか」を、具体的に考える時間になります。
6年生は、第2部の続きで、大会場となるホールに35大学が参加し、ミニ説明会を複数回聴くというかたちです。
なお、大会場には、女子部も参加します。
概要を説明しながら、在校生にとって「進路の日」は、教員にとっては「卒業生の日」でもあり、「保護者の日」でもあり、卒業生にとっては、「ホームカミングデイ」でもあります。
いや、「進路の日」こそ、生徒はプレイヤー、教員はコーチ、卒業生は後輩のために一肌脱いでくれる兄貴と姉貴、保護者はサポーターではないか。
つまり、「知的で開放的な広場」である。と思った次第です。
校長 富士晴英