前回はしゃぼん玉の授業でしたが、今回はどんな授業だったのでしょうか?!
以下、保育コース担当の江上先生からのレポートです!
5月20日(月)も大学の先生方に授業を担当していただきました。
Ⅱ年生の「保育概論」では葛西先生、Ⅲ年生の「幼児教育論」では二ノ宮先生と須永先生に授業を担当していただきました。
Ⅱ年生は前回に引き続き「こどもの表現」について考える内容で、オノマトペをテーマに授業をしていただきました。
最初は絵本『もこ もこもこ』(谷川俊太郎/作 元永定正/絵)で使われている言葉がすべてオノマトペであることから、音読したときの効果を考え、次にオノマトペが歌詞に使われている2つの童謡について考えました。
「大きなたいこ」(詞:小林純一/曲:中田喜直)と「とけいのうた」(詞:筒井敬介/曲:村上太朗)をそれぞれ歌いながら、歌詞の中のオノマトペの効果や譜面で工夫されている点などについて考え、意見が飛び交いました。こどもたちは太鼓や時計になりきってこれらの歌を歌うこと、その上で保育の現場では(ピアノの技術そのものよりも)こどもの気持ちに寄り添って歌を楽しむことが大切だと教わりました。
Ⅲ年生は5月15日に実施された宝仙幼稚園での体験実習の振り返りを行いました。当日に書いた「実習の記録」を元に、「年長」「年中」「年少」のそれぞれのグループごとに意見を出し合いました。
宝仙幼稚園での実習では、自らこどもたちと関わるということに加えて、「こどもの動き」と「保育者の動き」に注目してくるという目標がありました。それをふまえ、初めに須永先生から、こどもたちの活動は「生活」と「あそび」から成ること、保育者の仕事は①援助と②環境を整える、の2つの面があるというお話がありました。その後は二ノ宮先生のご指導で、各班で①こどもの動き ②保育者の動き ③それら以外 について気づいたことを付箋に書き、話し合いながら模造紙に貼る作業を行いました。
模造紙がいっぱいになるほどの意見が出て、多くの気づきにつながったと感じました。「環境」についての意見も多く出ていてました。最後に各班の代表者が発表をし、「年長」「年中」「年少」それぞれの特徴や違いについて考えることにもつながりました。
葛西先生、二ノ宮先生、須永先生、ありがとうございました。
Ⅲ年生は実習の振り返りを大学の先生と共にできるという経験が貴重だなと思いました。オノマトペの授業もとても興味深いです!
江上先生毎回レポートありがとうございます!次はどんな授業か楽しみです!
入試広報部 氷室 薫