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校長blog第15回 理数インター1期生以来の伝統的学校行事(「十三詣り」と「ラグビー体験」)

2016/11/17

行事は、学校の個性を象徴するものです。

 ここでは、1期生以来継続している中学1年生の学校行事を紹介します。

  一つは、「十三詣り」。宝仙学園の冨田道生理事長は、宝仙寺の住職でもあります。この宝仙寺の本堂で、今年度中に十三歳を迎える中学1年生対象に催される行事です。

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「十三詣り」の様子(11月12日に催されました。ちょっと緊張気味ですね。)。

 

 

 

 

 

 

  具体的には、中学1年生一人ひとりが、理事長から灌頂(かんじょう)していただくことによって、知恵と福徳を司る菩薩とされる虚空蔵(こくうぞう)菩薩(ぼさつ)からご縁をいただくというものです。

  子供から大人への通過儀礼ということもできるでしょう。

  その成長の過程を、学園として応援しようという意味で、私はこの行事の意味を考えています。

 

 もう一つは、「ラグビー体験」。NPO法人「ワセダクラブ」のご協力を得て、ラグビー体験を楽しむ。指導していただいた方々の講演を聞かせていただく。後日、秩父宮ラグビー場で行われる早慶戦を観戦する。この3部作から成り立っています。

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「ラグビー体験」の様子(11月14日に行われました。みんな大はしゃぎです。)

 

 

 

 

 

 昨年、イングランドで行われたワールドカップで、日本が強豪の南アフリカ共和国を破る快挙を成し遂げて以来、注目度が高まってきたラグビーは、‘One for All、All for One.’(一人はみんなのために、みんなは一人のために。)や、‘No side.’(試合終了後は、敵味方なし。和製英語のようですが…)等、美しくもすがすがしい言葉で語られるスポーツです。

  スポーツマンシップを考えるきっかけになる言葉であり、スポーツだと、私は思います。本校は、ワセダクラブの理事である後藤禎和先生(早稲田大学前監督)が、指導にあたってくださるご縁を得て、このイベントを10年間継続することができました。

  後藤先生。10期生へのご指導ありがとうございました。

 11期生以降の中学1年生も、よろしくお願いします。

  2016年11月17日

                             宝仙学園中学・高等学校

                                校長 富士 晴英

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