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校長blog第13回 『宝仙学園のグローバル(ホームステイ体験)』

2016/10/25

 

  私が最初に体験したホームステイは、オーストラリアのジーロング(メルボルンのあるビクトリア州)でした。

 24年前のことです。

女子のみの学校だった時代に、希望者対象で行っていたこの行事の引率をした際に、自分も体験させていただきました。

  その後、プライベートでは、フィリピンのバゴロド(ネグロス島)、インドのプネー(ムンバイのあるマハーラーシュトラ州)でも体験しました。

 直近では、今年の9月。ビクトリア(バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州)で。

女子部のカナダ研修旅行(修学旅行)で、全員が体験するホームステイの際、私も。

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 異文化ですから、どのように理解していいのか、戸惑うことも、もちろんありました。

自分の意志を伝えきれないもどかしさに、悔しい思いをしたことも、もちろんあります。

  それでも、機会があれば、また体験したいと思います。

  女子部の生徒たちのホームステイ体験を綴った感想文を読むと、ほとんどが、「不安だったけれど、異国でその土地の人々の温かさに触れて、かけがえのない経験となった。」という文脈が登場します。

  よくわかるなあ。

 「もし、自分がホストファミリーになったら、おもてなしをしてあげたい。」などと続くと、ホームステイ体験こそ、国際人が誕生する機会なのだなあと、会心の思いです。

   とはいえ、皆が皆、ハッピーエンドで終るとは限りません。

  ホテル泊とは違い、均一のサービスが予定されているわけではないからです。

  時には、悔しいでは割り切れない、残念な気持ちになったり、心外だという気持ちになったりすることも、ありえます。

  その場合は、いや、その場合こそ、機会があったら、もう一度チャレンジしてほしいと思います。

  学生時代は、やり直しの効く時代ですから。

   いや、人生は、なんどでも、やり直せるものだと思いますから。

  ちょと、脱線したかな…

2016年10月25日

                             宝仙学園中学・高等学校

                                校長 富士 晴英

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